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今回は2021年高松宮記念の人気薄の買い材料や、過去高松宮記念で走った穴馬の特徴をお届けします。
高松宮記念の穴馬探しの参考となれば幸いです。
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スプリングステークスの無料穴馬8番人気イルーシヴパンサーは惜しくも4着という結果。
残念ながら6週連続好走ならず。
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中山牝馬S 7番人気1着ランブリングアレー
オーシャンS 6番人気3着ビアンフェ
阪急杯 10番人気2着ミッキーブリランテ
フェブラリーS 8番人気3着ワンダーリーデル
共同通信杯 7番人気2着ヴィクティファルス
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Contents
高松宮記念 2021 人気薄の買い材料
ミッキーブリランテ
デビュー前の馬体を見るとボリュームのある体型でやや距離に限界があるタイプに映った。
2020年の関屋記念時に初めてデビュー後の馬体を見たが印象は変わらない。
丸みを帯びたフォルムは父ディープブリランテの影響が出ている。
余談となるが、父は2000m近辺に本質がある体型で、日本ダービーを勝った後にキングジョージ6世&エリザベスSへ出走したが、非常にスタミナが要求されるレースで条件が合わなかった。
今回、直線が長いコースの1200mは条件的に合う。坂のあるコースも問題ない。
フットワークを見るに道悪となれば追い風。
マルターズディオサ
母の父グランドスラムの影響が出たボリュームのある体型。
同じキズナ産駒でも先週阪神大賞典を勝利したディープボンドとは体型が異なる。
以前よりも筋肉量が増しており、短距離色が色濃くなっている。
レッドアンシェル
3歳時や4歳時の馬体を見ると、スプリンターらしい筋肉量のある体型ではなかったが、体型が変化している。
以前から、胴が短めで上半身のボリューム、フットワークがやや小さい点など距離延長の適性では劣っていたが、かなり筋肉量が増してボリュームのある体型となっている。
坂のあるコースの1200mは条件的に合う。
父マンハッタンカフェ、母の父ストームキャットという血統だが、父母いずれの特徴が出ているか微妙。
蹄の形などを見るに道悪は走り、馬場の悪化があれば。
セイウンコウセイ
丸みを帯びた身体のラインやボリューム、肩と腰の傾斜が立ったフォルムなど、父アドマイヤムーンの影響というよりもアドマイヤムーン産駒に多い特徴を感じさせる。
父の現役時代と異なり、その産駒はファインニードルなどスプリント戦に適性を見せる馬が多いが、この馬もご多分に漏れず1200m近辺に適性がある。1200mであればコースはそれほど問わないはず。
直線が長い坂のあるコースの1200mはベストの条件。
衰えはあるが、シルクロードSでは58キロを背負って勝ち馬と0秒5差というレースをしている。
アウィルアウェイ
背中の長さは父ジャスタウェイ譲り。胴が長いつくりで、いい脚を長くつかうが、飛節の角度がなく下半身が薄く決め手を生かすレースが合う。直線が長いコースの方が望ましい。
父は2000m近辺の距離で最も高いパフォーマンスを発揮したが、この馬は肩の角度が立っており、距離延長の適応力を欠く。
直線が長いコースの1200mは条件的に合う。
エイティーンガール
デビュー前の馬体を見ると父方の影響が出ていると感じたが、胴長でスプリンターとしては筋肉量がない点は母方のヘクタープロテクターの影響か。
肩や腰の傾斜、骨格などは母の父アグネスタキオンの影響が出ている馬に多い特徴で、個性が混在している印象。
道悪は走る馬。スプリンターズSは前が壁になっていたが、馬場の悪化があり展開がはまれば。
アストラエンブレム
秋華賞馬ブラックエンブレムの仔。全体のフォルムは父ダイワメジャーの影響を感じさせるが、ダイワメジャー産駒は頑健でボリュームのあるつくりのパワーや持続力にベクトルが傾いた馬が多い。
それに対しこの馬はあったシャープなつくりで、下半身の薄さからも瞬発力にベクトルが傾いており、父の父サンデーサイレンスの影響が出ていた。
しかし、以前よりも胴が短く見え短距離馬らしい体型になっている。
前々走は58キロを背負ってオープンを勝っており、1200mでは底を見せていない。
ダイメイフジ
手脚の長さ、骨格などをみると父アグネスデジタルの影響が出ているよう。ボリュームがないつくりだが、胴がやや短めで、肩の角度が立っており、完歩が小さく距離に限界があるよう。
バリバリのスプリンターというイメージはなく、馬体を見る限りマイルまでもってもおかしくないと感じたが、戦績を確認しても1600mで好走歴が複数ある。
前走オーシャンSは前でレースをした馬にやられたがそれらに次ぐ4着という結果。直線が長いコースの1200mは条件的に申し分ない。
トゥラヴェスーラ
父ドリームジャーニー、母の父アドマイヤコジーンという血統だが、コロンとしたスプリンター体型に出ている点から母の父の影響が強いと思われる。
首差しや胴が短く、身体のつかい方や走法からも距離延長はあまりよくない。
中京芝1200mでも勝っているが坂のあるコースは問題ない。
前走シルクロードSはかなり掛かっており、まともなレースであればパフォーマンスを上げる可能性がある。
カツジ
父ディープインパクト、母の父ホワイトマズル、母の母の父トニービンという血統。きさらぎ賞時に馬体を見た際は肩の角度が立っており丸みを帯びた体型で距離に限界を感じさせた。
母メリッサも短い距離で結果を残したが、その影響が強いように感じた。
以前は薄手な体型をしており、決め手に特化したタイプであったが、ボリュームや筋肉量が増してスピードタイプに変化している。
坂のあるコースは合う。距離に関しても1400m以下の方が合うため条件は悪くない。
前有利の流れであれば。
高松宮記念 2021 前哨戦のレベルと前走から巻き返す人気薄の馬は?
オーシャンステークス
前年のスプリンターズS3着でその他重賞でも結果を残していたアウィルアウェイが実績最上位。ビアンフェといった重賞勝利などオープンで実績のある馬が複数おり、前走京阪杯2着カレンモエ、連勝中のアルピニズムなど上り馬がそれらに絡むという構図。G1レベルの馬はおらず質は高くはないが、層はまずまず厚かった。
水準くらいのレベルと言える。
オーシャンSは4コーナー2番手までの馬が上位3頭を占める前残りの結果。
4番人気12着アウィルアウェイはマイナス12キロと体重が減っていたが前走で増えていた分が絞れていた。やはり脚を余すリスクがあり、休み明けでしっかり仕上げてくるか微妙であったためリスクが高かった。ただ、このレースではマイナス材料が多く、次走以降巻き返す可能性がある。
阪急杯
インディチャンプ、レシステンシア、ダノンファンタジーといったG1馬3頭に、前年の高松宮記念1位入線のクリノガウディーなどが出走。それに前年の勝ち馬ベストアクター、スワンS勝ち馬カツジなどがくわわるメンバー。
出走馬のレベルはかなり高かった。
例年開幕週に行われるが、この年は開幕3週目に開催。速い時計の出る馬場ではなく真ん中あたりを通った馬も伸びておりまぎれのない条件であった。
阪急杯は前半600m34秒0と例年とほぼ同じ水準であったが、例年よりも開催が進んでおり時計のかかる馬場であることを考えると速い流れで、1分19秒2というレコードで決着。
2着ミッキーブリランテは、距離的に1600m以下が合い、距離短縮でパフォーマンスを上げた点が好走の最大の要因。坂のあるコースも問題なく条件はベストと言ってよかった。くわえて、ハイペースで決め手が生き展開も向く結果に。高松宮記念も条件的には悪くない。
シルクロードステークス
高松宮記念勝ち馬モズスーパーフレア、高松宮記念で1位入線するも降着となった最強の1勝馬クリノガウディー、NHKマイルカップ勝ち馬ラウダシオンなどG1実績馬が複数出走。ライトオンキュー、エイティーンガールといった重賞勝ち馬がそれらに続く存在。
出走馬のレベルはまずまず高いといったところ。
良馬場で行われたが、前日は降雨の影響があり、当日は昼過ぎまでやや重であった。
セイウンコウセイは坂のあるコースは合い、距離もベストに近かった。前年春のG2やG1では差のないレースをしていた。全盛期と比べると衰えがあったが、58キロ、馬場もそれほど合わなかった。それを考えると勝ち馬と0秒5差の5着はそれほど悪くない結果。
クリノガウディーは前年の秋よりもシルエットがくっきりしており力を出せる状態にある。坂のあるコースの1200mは条件的に合い、左回りの方がいい可能性があった。ただ、決め手が生きる展開となり、58キロも響いた。
高松宮記念 調教推奨馬
先週は4レース全てで調教推奨馬が好走。
阪神大賞典は9番人気3着ナムラドノヴァン、スプリングS3着ボーデンを調教推奨。土曜はファルコンSはルークズネストが勝利し、モントライゼが3着、フラワーカップはユーバーレーベンが3着という結果。
先々週は弥生賞タイトルホルダーが1着、シュネルマイスターが2着、チューリップ賞がメイケイエール1着という結果でした。
調教推奨馬に関してLINEのご案内をご覧ください。
高松宮記念 穴馬の特徴
○ 2019年高松宮記念:17番人気3着ショウナンアンセム
穴馬推奨。
芝1200mでは2戦1勝という結果であったが、前走オーシャンSで5着という結果であれば悪くなかった。
母方にダンチヒの血が入っている点は不気味で、1200mの適性は有していておかしくなかった。
○ 2019年高松宮記念:12番人気2着セイウンコウセイ
穴馬推奨。
馬体がシャープに見える時の方がいいタイプで、この年は出来がよかった。
近走の内容からも能力的にまだ終わっていなかった。
○ 2018年高松宮記念:10番人気3着ナックビーナス
力的に劣ると考えたが、実力上位の馬が崩れた点が大きな追い風に。
枠や脚質的な面などでマイナスも少なかった。
○ 2014年高松宮記念:8番人気2着スノードラゴン
ダートで実績を挙げており、時計のかかる馬場が追い風に。
前走オーシャンSで2着と好走していたが、芝で実力馬に通用するか疑問がつけられていた。
ただ、その後の成績をみても高い能力を有していた。
○ 2011年高松宮記念:11番人気3着アーバニティ
先行馬が崩れる流れで決め手が生きる。
この年は阪神で行われ坂のあるコースはあまりよくない馬だが、調教でも動いており出来はよかった。
陣営も「仕上がりはいいからね。展開一つといった面はあるが、うまく脚をタメられればここでも、の気持ち」というコメントを残していた。
○ 2010年高松宮記念:6番人気2着ビービーガルダン
スプリンターズSで2着と3着あり、能力に関しては説明不要か。
前走阪急杯は不可解な敗戦も、前走、前々走ともにマイナス6キロと体重が減っていた。
このレースではプラス8キロと体重が戻っており、復調があったことが好走の要因。
○ 2009年高松宮記念:15番人気3着ソルジャーズソング
前走オーシャンSで4着と敗れるも、それほど得意でないやや重という馬場状態であった。
前々走のシルクロードSは道中ポジションを下げながら2着と好走しており、能力的な裏付けもあった。
○ 2007年高松宮記念:13番人気2着ペールギュント
重馬場で行われたが、馬場状態が悪化して時計のかかる馬場になったことが大きな追い風になった。
○ 2005年高松宮記念:6番人気2着キーンランドスワン
前年も8番人気で3着と好走しており、条件が合ったことが好走の要因。
前走で阪急杯を勝っているが能力の減退なく、地味な馬故に侮られており、条件を考えると不当な評価であった。
○ 2003年高松宮記念:10番人気3着リキアイタイカン
前走4キロ、前々走10キロと体重が増えていた体重がマイナス8キロと絞れていた。
3走前のマイルCS、4走前のスワンS、前年のCBC賞など人気薄で馬券に絡むことが多い馬であった。
※ 有料メルマガではより好走の可能性が高い穴馬、明確な傾向や穴馬のパターンもお届けしています。
金鯱賞で10番人気1着ギベオン、フィリーズレビュー11番人気3着ミニーアイルを穴馬推奨。
中山牝馬Sで12番人気4着ホウオウピースフル
先週のオーシャンSも14番人気ヒロイックアゲンも4着という結
高松宮記念 危険な人気馬の特徴
2019年
1番人気4着ダノンスマッシュ:
2番人気15着モズスーパーフレア:状態がよくなかった。
4番人気8着ロジクライ:1200mの適性で劣り、状態もさしてよくなかった。
5番人気6着レッツゴードンキ:直線でスムーズに抜け出すことができず、展開も向かなかった。
2018年
1番人気8着レッドファルクス:
4番人気4着ダンスディレクター:能力的に足りなかった。
5番人気6着セイウンコウセイ:当日体重が14キロ減っており、輸送などで突発的なアクシデントがあった。
2017年
3番人気10着メラグラーナ:そこまで状態がよくなく、道悪も影響した。
4番人気15着シュウジ:開催末期にくわえて降雨の影響によって馬場が悪化したことが、道悪の適性の面からも脚質的な面からもマイナスとなった。
2016年
4番人気9着ウリウリ:
5番人気5着エイシンブルズアイ:
2015年
1番人気13着ストレイトガール:休み明けで、出来がいまひとつ。
2番人気6着ダイワマッジョーレ:それほどペースが流れず、出遅れが致命的に。
5番人気5着コパノリチャード:
2014年
2番人気5着ハクサンムーン:後手を踏んで持ち味生きず。
4番人気15着レデォオブオペラ:故障が影響か。
5番人気7着スマートオリオン:前走オーシャンSを勝ったが、ロスのないレースで枠とペースの恩恵があったか。
2013年
4番人気4着サクラゴスペル:上位は実力馬が占め、能力的に劣った。
5番人気14着エピセアローム:
2012年
4番人気11着ジョーカプチーノ:プラス10キロと体重が増えており、余裕残しであった。
5番人気5着マジンプロスパー:距離がベストより1ハロン短かった。
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