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「馬体診断&重賞データ」のさとよしです。
今回は2021年ダービー卿チャレンジトロフィーの人気薄の買い材料をお届けします。
ダービー卿チャレンジトロフィーの穴馬探しの参考となれば幸いです。
高松宮記念は調教推奨馬4頭のうちダノンスマッシュ、レシステンシア、インディチャンプの3頭で決着。
日経賞はウインマリリンが勝利し、8番人気ヒュミドールは惜しくも4着という結果。
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ダービー卿チャレンジトロフィー 2021 人気薄の買い材料
ソーグリッタリング
骨格などを見ると、母の父シンボリクリスエスの影響が出ており、パワーにベクトルが傾いたタイプで坂のあるコースが合う。
胴長な体型など同じシンボリクリスエス産駒のストロングリターンとフォルムが似ており母の父の影響を感じさせる。
2019年のエプソムカップ時に馬体を見る限り重賞を複数勝っておかしくないとお伝えしたが、その後重賞で複数回好走。57キロを背負うが能力的に通用しえる。
レイエンダ
全兄レイデオロも馬体の見栄えはそれほどよくなかったが、この馬の方が腰高な点や背中のラインにくぼみを感じさせる点などよりイメージがよくなく、3歳時は将来を嘱望されたが、素質の面で大成してもG1までは厳しいとお伝えしてきた。
6歳を迎えて衰えがあるが、今後は得意条件や展開などが向いた際にポコッと好走するというケースになってくると思われる。
昨年のダービー卿CTでは3着と好走している。
メイショウチタン
ファンタジストに似ている点からロードカナロアの影響が出たつくりと考えたが、ファンタジストは特徴的な体型をしている。
短距離馬ながら若干手脚の長さを感じさせる体型は母の父マイネルラブとよく似たフォルム。
前走阪急杯で敗れた際は別定戦で他馬と斤量差がなかったが、今回はハンデ戦で54キロで出走できる。
ベステンダンク
首が高く、つなぎが短い点から1600m以下に適性があり1800mの適性は微妙と考えたが、見誤っていた。
8歳時になってから58キロを背負ってオープンを勝っているが、かなりの晩成タイプであまり見ない事例。
9歳という年齢から侮られている感はある。
アトミックフォース
胴長な体型は父ワークフォースの影響が出ている。
跳びが大きい点から道悪はよくないよう。
近走は結果が出ていないが、馬場の悪化や休み明けが響いたか。
パンパンの良馬場であればパフォーマンスを上げる可能性がある。
マイスタイル
3歳春の時点では全体的なフォルムに丸みを感じさせ、ハーツクライの影響が出ているように感じたが、ひと夏を越して3歳秋を迎えてかっちりしたつくりとなっており、フォーティナイナーの影響が出てきた。
古馬になってからは以前よりもボリュームが増して胴が短く見えるつくりになっており、より短い距離に適性があるつくりに感じられる。
近走結果が出ていないが、阪神カップ、阪急杯と1400mをつかわれており距離が忙しかった。
2019年となるが4走前のマイルCSでは4着というレースをしており、1600mであれば。
ショウナンライズ
首さしが太く胴が短めのつくりから短距離に適性がある。スプリンターと言えるほどの筋肉量はなく、1600m以下の距離が合う。
今回、条件はかなり合い、54キロと斤量が軽い点は有利。
展開など好材料が何かあれば。
ブラックムーン
丸みを帯びた体型は、父アドマイヤムーンの産駒に多くみられる特徴。肩と腰の傾斜を見ると、本質はマイルにあり、距離は1800mまでが守備範囲となる。
以前よりもボリュームが増した印象があり胴が短くみえる。その点や、やや首が高い走法から1600mの方がいいか。
中京記念は坂のあるコースのマイル戦はベストの条件であったが展開も向き、57キロというトップハンデを背負いながら勝ち馬と0秒5差という悪くないレースをみせている。
パワータイプで坂のあるコースのマイル戦はベストの条件。
エメラルファイト
この馬と同じように母の父がスペシャルウィークであるディアドラの3歳秋までの体型とフォルムが少し似ている。
父クロフネ、母の父スペシャルウィークという組み合わせが同じであるが、NHKマイルカップ勝ち馬のクラリティスカイとかっちりした体型がよく似ていた。
坂のあるコースも合う点からレースの適性を有している。持続力を有しており前でレースをして馬場状態次第となるが、ペースが緩めば追い風となる。
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ダービー卿チャレンジトロフィー 穴馬の特徴
2014年ダービー卿チャレンジトロフィー:9番人気2着カオスモス
距離がベストに近く、前走東風Sは4着に敗れていたが、このレースでは12キロ減っており、絞れていた。
ペースは上がったが、前の馬が残っており、展開も向いた。
2014年ダービー卿チャレンジトロフィー:8番人気3着インプロヴァイズ
前走同じ距離、コースの1600万条件を勝っているが、なかなかのパフォーマンス。
条件も合ったようで、このレースで55キロと斤量も背負っていなかった。
2012年ダービー卿チャレンジトロフィー:10番人気2着オセアニアボス
前走阪急杯は2着馬と0秒1差の4着と悪い結果ではなかった。
坂のあるコースの方が合い、距離を含めて条件も申し分なかった。
2009年ダービー卿チャレンジトロフィー:7番人気2着マイネルファルケ
前走は同じ中山芝1600mの1600万条件をプラス12キロという体重増で快勝。
このレースではマイナス8キロと絞れており、54キロという斤量からも好走する可能性が高かった。
2009年ダービー卿チャレンジトロフィー:12番人気3着マヤノライジン
自信の穴馬推奨。前走東風Sは長期休養明けで体重が14キロ減っており、状態に問題があったよう。
このレースではプラス4キロと復調とたたかれての上積みもあった。
前走や距離が長かった函館記念を除けば、安定して結果を残しており、侮られていた。
2008年ダービー卿チャレンジトロフィー:16番人気3着ダンスフォーウイン
54キロというハンデにくわえて道中でポジションを大きく上げており、前残りのレースであったが鞍上の積極的な騎乗が好走の最大の要因。
2006年ダービー卿チャレンジトロフィー:11番人気1着グレイトジャーニー
4走前に中山で行われるOP特別ディセンバーSを勝っており、3走前は京都金杯で0秒2差の4着と好走。
前走東風Sでは57キロを背負って3着と好走しており、このレースでは56キロ。
これで2ケタ人気は侮られ過ぎていたとしか言いようがない。
2005年ダービー卿チャレンジトロフィー:10番人気2着チアズメッセージ
前走、前々走大敗していたが、たたき3走目で走り頃であった。それ以前もスムーズなレースとならなかったクイーンSを除けば、重賞で結果を残していた。
2004年ダービー卿チャレンジトロフィー:7番人気1着マイネルモルゲン
その後も京成杯AHを連覇するなどベストの条件であった。
前々走は東京のマイルがいまひとつ合わなかったようで、前走東風Sは16着と大敗も直線で不利があり1秒3差とさして負けていない。
マイナス6キロと絞れていたこともプラスに作用したかもしれない。
2003年ダービー卿チャレンジトロフィー:7番人気1着ダンツジャッジ
父ウォーニングという血統の影響か、それまでやその後のレースでも重馬場で結果を残しており馬場の悪化が追い風に。
OP特別で4着好走が続いていたが54キロというハンデは有利であった。
前走東風Sは休み明けでプラス6キロと体重増も影響していたが、ここではマイナス6キロと体重減がありレースをつかわれた上積みもあったようでスムーズに先行して勝利。
2003年ダービー卿チャレンジトロフィー:10番人気2着マイネアイル
前走京都牝馬Sでも2着と好走していたが何故か人気がなかった。
重馬場で51キロという軽量も追い風に。
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ダービー卿チャレンジトロフィー 危険な人気馬の特徴
2016年
1番人気8着キャンベルジュニア:
3番人気6着ダッシングブレイズ:中山コースの適性を欠いた。
2015年
2番人気14着コスモソーンパーク:
3番人気12着シャイニープリンス:直線で内を突いて包まれ脚を余す結果に。
5番人気4着エキストラエンド:状態がそれほどよくなく、直線が長いコースの方が比較的合う。
2014年
1番人気5着コディーノ:
2番人気14着レッドオリオン:
3番人気16着トリップ:オーバーペースでつぶれる形に。
5番人気9着マウントシャスタ:前の馬が残り、脚を余した。
2013年
3番人気10着ドナウブルー:
4番人気9着ホーカーテンペスト:前走同じ距離、コースの1600万条件を勝つもここでは能力が足りなかった。
2012年
1番人気5着ダイワファルコン:ス
2番人気6着アプリコットフィズ:牝馬特有のスランプと牝馬で55キロを背負っていた。
4番人気13着サトノタイガー:
2010年
1番人気10着トライアンフマーチ:
2番人気4着フィフスペトル:
3番人気16着ファリダット:長期休養明け2戦目。57.5キロを背負っており、後方からレースをして脚を余す結果に。
2009年
2番人気6着マイネルスケルツィ:
3番人気5着リザーブカード:
4番人気13着レッツゴーキリシマ:道中でポジションを下げており、アクシデントと展開が合わなかった
5番人気8着ショウワモダン:
2008年
1番人気8着マルカシェンク:
2番人気11着キングストレイル:長期休養明けで58キロも影響。
3番人気7着オーシャンエイプス:
5番人気4着リザーブカード:
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