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「馬体診断&重賞データ」のさとよしです。
今週からG1シーズン開幕となり、今週は高松宮記念が行われます。
今回は2020年高松宮記念の穴馬の傾向、出走馬の考察、展望をお届けします。
昨年の高松宮記念では、有料メルマガと有料穴馬で12番人気2着セイウンコウセイ、17番人気3着ショウナンアンセムの2頭を穴馬推奨。
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阪神大賞典は10番人気メロディーレーンが3着とタイム差なしの5着という惜しい結果。
※ 下記は無料メルマガでお届けした考察
ガロアクリーク
キンシャサノキセキ産駒だが、頭の位置が高い点は父の影響を感じさせる。父も短距離馬としては筋肉量を感じさせるタイプではなかったが、この馬も短距離馬というつくりではない。
マイラーという印象もないが、走法などから距離にある程度限界がある。
1600m1800mであればオープンでも通用する可能性がある。3歳重賞であればある程度好走しておかしくない。
前走水仙賞で敗れているが、不利などなく、しまい止まったのは距離が響いたか。距離短縮はプラス材料で、巻き返す可能性がある。
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先週は阪神大賞典2着トーセンカンビーナを推奨。
[高松宮記念 2020 展望と出走馬の考察]
2012年から中京が改装。それ以降に高松宮記念で人気薄できた馬をみると、そこまで多くない印象。
波乱含みとまでいえないレースであるが、昨年は大波乱となっている。
○ 2019年高松宮記念 :17番人気3着ショウナンアンセム
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芝1200mでは2戦1勝という結果であったが、母方にダンチヒの血が入っている点は不気味で、体型からも1200mの適性を有していておかしくなかった。
○ 2019年高松宮記念 :12番人気2着セイウンコウセイ
有料メルマガで穴馬推奨。
前年の高松宮記念はややメリハリを欠いていたが、この年の方がシャープなつくりでパフォーマンスを上げた。
内枠も追い風に。
○ 2018年高松宮記念:10番人気3着ナックビーナス
力的に劣ると考えたが、実力上位の馬が崩れた点が大きな追い風に。
枠や脚質的な面などでマイナスも少なかった。
○ 2014年高松宮記念:8番人気2着スノードラゴン
ダートで実績を挙げており、時計のかかる馬場が追い風に。
前走オーシャンSで2着と好走していたが、芝で実力馬に通用するか疑問がつけられていた。
ただ、その後の成績をみても高い能力を有していた。
予想オッズ順に2020年の出走馬の考察をまとめると下記のよう。
タワーオブロンドン:道悪は問題ないが、脚質的にはプラス材料。
グランアレグリア:能力的にアタマひとつリードしている可能性がある。
ダノンスマッシュ:道悪は比較的走る。
ダイアトニック:直線が長い中京の1200mであれば対応できる。状態はいい意味で平行線といったところ。
モズアスコット:坂のある直線が長いコースは条件的に合い、この条件であれば1200mも悪くない。
セイウンコウセイ:衰えはなく、条件も合う。
アウィルアウェイ:馬体の張りなど出来はいい。
モズスーパーフレア:スプリンターズSの内容を見るに能力は劣らない。
アイラブテーラー:1200mがベストという印象で条件は悪くない。
ノームコア:距離は忙しいが、馬場の悪化があり、ペースが上がれば。
ステルヴィオ:時計のかかる馬場がプラスになれば。
ナックビーナス:状態は申し分ないが、スローペースでなければ厳しい。
シヴァージ:道悪は脚質面からもプラスとなりえる。好走があるとすれば、ぐちゃぐちゃの馬場となり、実績上位が道悪に苦しんだケース。
昨年の覇者ミスターメロディは回避したが、昨秋のスプリンターズSの上位3頭であるタワーオブロンドン、モズスーパーフレア、ダノンスマッシュが出走。
セイウンコウセイも健在で、グランアレグリア、モズアスコット、ステルヴィオ、ノームコアといった別路線からもG1馬が参戦。
出走馬のレベルは質、量とも最高レベルであることは疑いようがない。
先述した予想オッズを見る限り、人気上位の馬はしっかりと評価をされていると感じ、好走の可能性が高い馬が複数いる。
ただ、人気上位の馬に死角がそれほどないが、出走馬のレベルが高く層が厚い点から人気薄の馬にも面白い馬が複数いる。
通常のレースであれば、大まかに分けて、人気上位に逆らい難いレースや平穏になりやすいレース、あるいは波乱の可能性が高いレースの2パターンに分類される。
2020年の高松宮記念は、出走馬の能力を見るに人気上位で決着する可能性もあるが、人気薄が複数好走する可能性もあるレースとなり、平穏と波乱は半々という印象。
しかし、週末になると、かなり天候が悪化するようで、馬場状態によってくるタイプが変わってくるため、道悪の影響が大きい場合は波乱の可能性も出てくる。
能力なのか、道悪の適性なのか、それともそれ以外の部分なのか見極めることが重要になるレースとなりそうだが、個人的には一点気になる部分があり、今週は結論を出すのをもう少し待ちたい。