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チャンピオンズカップ 2017 穴馬候補 前哨戦のポイント

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チャンピオンズカップ 2017 穴馬候補

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2017年チャンピオンズカップの穴馬候補をの備考欄(現在180位くらい)へ更新。

A:能力はここでも全くひけをとらないが、かなり過小評価されている。

B:地方で結果を残しているが、今回の条件の方がいい。

C:前走は全く力を発揮できていなかった。パフォーマンスを上げることは間違いない。

 

チャンピオンズカップ 2017 前哨戦のポイント

○ 武蔵野S

近年の前半800m後半800mをみると、前半800mは46秒台が水準。2017年は前半800m47秒3、後半800m48秒2と遅いペースで推移し、1分35秒5と遅い時計で決着しており、前有利の流れ。

ペースが落ち着いたことにより、上位3頭は4コーナー3番手以内の馬で決着。後方からレースをして結果を残した馬がおらず、時計が遅い面からもG1レベルの内容と評価できる存在はいなかった。

層の厚さを優先し、近年の出走馬のレベルに順位をつけると下記のよう。

2017年(インカンテーション)
2015年(ノンコノユメ)
2016年(タガノトネール)
2013年(ベルシャザール)
2011年(ナムラタイタン)
2012年(イジゲン)
2010年(グロリアスノア)
2014年(ワイドバッハ)

2017年の出走馬はG1並のメンバーがそろっており、過去最高レベルであったが、前残りで想定以上の波乱の結果となった。

去勢後不調に陥っていたノンコノユメが4着と悪くないレースをしているが、前有利の流れと58キロを背負っていたことを考えると、ひと頃の不調から脱したよう。

2番人気5着に終わったカフジテイクは上がり最速をマークしたが、やはり展開が厳しかった。

○ みやこS

例年、前半800mは48秒0近辺で推移することが多いが、2017年は47秒8と水準くらいのペースで推移。ただ、そこから12秒3、12秒6という緩いラップを刻み、前有利のレースに。

勝ったテイエムジンソクは馬体を見ても高い素質があり、時計の裏付けもあった。重賞を複数勝てるだけのものを持っているが、まだ成長の余地があるように感じる。

3着キングズガードは春よりも成長していたが、小回りコースの適性で劣った。距離もギリギリで、東京D1600mで行われる武蔵野Sの方が条件は合った。チャンピオンズカップもコース自体は合い、出走できれば軽視は禁物か。

4番人気5着モルトベーネは後手を踏んで持ち味生きず、ペースが落ち着いたため致命的であった。

本命に推した7番人気ローズプリンスダムもスタートで出遅れて持ち味が生きず、ペースが落ち着いたことで出番がなかった。

○ レパードS

過去のレース時計をみると、1分51秒台後半よりも遅い時計が水準となるが、レース時計が能力の目安となる部分がある。

良馬場であれば、1分50秒台より速い時計をマークして勝っている馬がいれば今後有望となる。

1分49秒5で勝利したトランセンドは別格で、やや重で行われた2013年はインカンテーションが1分50秒3という時計、2014年もやや重でアジアエクスプレスが1分50秒4という時計をマーク。

2017年の時計を見ると、例年前半800mは49秒0近辺で推移するが、2017年は48秒2とやや速い流れで推移。ただ、ペースが流れながら1分52秒9での決着は時計として物足りないもの。

勝った11番人気ローズプリンスダムは穴馬のパターンに符合したため自信の穴馬に推奨。勝ち時計はそれほど目立ったものではなかったが、馬体を見る限りまだここからよくなる余地は残している。

レパードS後の実績や結果も考慮してレベルに順位をつけると下記のよう。

2012年(ホッコータルマエ)
2017年(エピカリス)
2015年(クロスクリーガー)
2013年(インカンテーション)
2016年(グレンツェント)
2010年(ミラクルレジェンド)
2014年(アジアエクスプレス)
2011年(ボレアス)

2012年が最もレベルが高く、2016年、2015年もレベルが高く、2015年は水準。2014年、2010年、2011年はレベルが落ちる。

○ プロキオンS

勝ったキングズガードは近走オープンで結果を残しており、距離、コースなどベストの条件で本命に推奨した。過去の傾向にも符合しており、能力的にも上位にあり、状態もよかった。

カフジテイクはやや馬体に余裕があるように感じたが、体重増もなく問題なかった。直線で包まれて抜け出すのに手間取り2着までという結果であったが、やはり能力は最上位のものを持っていた。

近年の中では出走馬の層がかなり薄く、上位と下位の実力差があることを考えると順当な結果に。

○ フェブラリーS

過去の前半800mと後半800mの時計をみると、良馬場であれば前半800mは47秒近辺で推移することが多い。

レース時計は1分34秒台で決着することが多く、1分34秒6という時計が最速で、1分34秒7、1分34秒8という時計も出ているが、いずれもやや重より馬場が悪化して時計の速い馬場であった。

良馬場で1分34秒9という時計で勝っていた2006年カネヒキリ、2010年エスポワールシチーの2頭が最もレベルが高いレースで、ともに2着に0秒4の差をつけていた。

2017年は前半800m46秒2と速い流れで推移し前の馬には厳しい流れ。レース時計は1分35秒1とい時計で、2006年カネヒキリ、2010年エスポワールシチーの水準にはなかった。

過去のレースのレベルや出走馬の層を簡単に順位付けすると、2014年、2010年、2009年>2011年>2016年、2015年>2013年、2012年という順になる。

2017年は2016年のメンバーにカフジテイク、ゴールドドリーム、サウンドトゥルーなどがくわわり、前年よりもレベルが高く、水準かそれより上くらいになると感じるとレース前にお伝えした。

1分35秒1というレース時計の面からも最高レベルとまでは言えない。2011年はトランセンドが抜けており、それと真逆で層が厚いレースであったため、同レベルという表現はおかしいが、2014年、2010年、2009年に準ずる年と判断できる。

レース前に想定した通り、上位の馬の層がかなり厚く死角が少なかった点から、人気薄の馬の出番はなかった。

勝ったゴールドドリームはそこまで高い能力は感じなかったが、コース適性が高かった点と、状態がよかったことの2点が勝因。

1番人気を裏切ったカフジテイクであるが、余裕が感じられた前走よりも仕上がっていた。レース後の鞍上のコメント通り、位置取りが後ろ過ぎた。

人気を裏切ったノンコノユメは前走チャンピオンズカップから出来は幾分上向いており、前年のような余裕もなかった。復調、復権の可能性はあるのかもしれないが、現時点では去勢がマイナスとなっている感は否めない。

コパノリッキーは先行したがペースが速く、展開が厳しかった。

○ チャンピオンズカップ

過去2レースと前半800mの時計を比較すると、2015年が48秒0、2014年は50秒4という時計。2016年は48秒8というペースで、2015年よりやや遅かったが、そこから11秒台のラップを2つ刻む速い流れ。

2016年
12.7 - 10.7 - 12.9 - 12.5 - 11.8 - 11.8 - 12.4 - 12.3 - 13.0

2015年
12.5 - 10.7 - 12.3 - 12.5 - 12.2 - 12.3 - 12.5 - 12.5 - 12.9

2014年
12.6 - 11.7 - 13.2 - 12.9 - 11.9 - 12.2 - 12.4 - 11.7 - 12.4

ペースが流れる恩恵を受けてサウンドトゥルーが勝利したが、展開が嵌った感があり、状態がそこまでよくなかったことから漁夫の利を得たと言えなくもない。

11番人気で4着と善戦したカフジテイクも同様にハイペースが追い風となっていた。

2着に終わったアウォーデイは決め手で劣る点を指摘していたが、ゴール前で差される結果となり、懸念が現実となった。

人気を裏切ったコパノリッキーはペースが厳しかったが、同じ位置でレースをしていたアスカノロマンが残っていることを考えると、状態面の影響の方が大きかった。

ノンコノユメは鞍上がレース後、中京のコーナーがきついというコメントを残しているが、前年は最内枠から最内をまわりながら2着と好走しており、今年は真ん中の枠から4コーナーで真ん中辺りを通っていることを考えると、ダートに慣れない騎手ということが影響したか。

ただ、それ以上に、そこまで目立った上がりをつかっていない点から、今まで経験したことはないが、去勢されたことがマイナスになっている可能性も考えられる。その点は次走以降も馬券を買う点において怖いところではある。

 

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