ドリームパスポートの馬体はキレで勝負すると言う感じで、今ひとつこのレースに合っていると言う風に感じない。
ダービーの敗因は馬場悪化による位置取りの差、菊花賞は展開のあやであり、この2つのレースでは状態的に良かったよに感じる。
そして、ジャパンカップもパドックで抜群の気配をみせていた事は、このブログでもレース直前にお伝えした。
今回の状態としては引き締まったというよりは、どこか頼りなげにみえ、激戦の疲れが出ている可能性が高い。
このつくりでは中山の坂も応える様に思う。馬場が悪化した時や荒れている場合などは、さらに割引が必要になるかもしれない。
勝機があるとすれば、内枠をひいて好スタートから先手をとるという形にもっていき、ダイワメジャーの背後から直線で仕掛けると言う形に限定される様に思う。
メイショウサムソンについてだが、レースの適性がある事は先日お伝えした。
問題は体調であり、ジャパンカップのパドックリポートでは若干太め残りであると述べたが、やはりその辺りが一番のポイントになってくる。
写真の状態ではまだ、絞れる余地があり、追い切り後にどう変化してくるかパドックでのチェックが必要である。
中山のコース形態などからも馬体がスッキリしているときより、ゴツいイメージの方が走る可能性は高いとも記したが、その部分においては、春先の感じに戻っているようで、仕上がり次第ではドリームパスポートを再逆転するに至るだろう。
アドマイヤメインは、キレよりもパワーで勝負するタイプのようで、胸前や腹袋の感じなどはサンデー産駒というよりもブライアンズタイム産駒というイメージに近い。
そういった部分で有馬記念の舞台は歓迎できる。
菊花賞の出来があり、馬場が良ければ、馬券に絡む事は充分に考えられるのだが、一番のネックは同型のダイワメジャーの存在で、ジョッキーの騎乗が見物である。
アドマイヤムーンは回避するようだが、正解だろう。東京、京都の方が合うように思う。
最後に1頭、トーセンシャナオーは侮ってはいけない。中山向きで出来もトップレベル。怖い1頭である。
[編集後記]
最近、銭湯(サウナ目的)に行ってないので体重計にのっていません。えらそうにメイショウサムソンに太め残りとかって言ってますが、「お前に言われたくねーよ」と言われるかもしれません。