今日のレースの結果を見た限り、追い込みはききにくく、大外を通って差し切るのは相当難しいように思う。
この結果を受け、明日はジョッキーにも先行の意識が高まり、ペースは今日よりも若干上がる可能性はある。
しかしそれでも基本的には先行力のある馬が有利だろう。ペースが速くなるにせよ遅くなるにせよ長くいい脚を求められる事に変わりない。
１番人気のアストンマーチャンだが、スプリント色の強いこの馬が勝つパターンとしては、前目につける事が出来、かつペースが落ち着く時のみと考える。
そしてマイネルーチェ、ジーニアス、ハギノルチェーレ、クラウンプリンセスなどのスタミナ色の強い馬たちと同時に、馬券に絡むケースは考えにくい。彼女たちはペースが上がる事を望むだろう。
走破圏にいるのはウオッカ、マイネルーチェ、ハロースピード、アストンマーチャン。パドック次第でルミナスハーバーを加えたい。ジーニアスはこの距離では厳しい。本命にはウオッカを推す。
３連単を買うにあたって、私の考え方としては、◎○▲と指定して機械的に買うのではなく、その馬の能力やメンバー構成、脚質、展開、コース適性、気性的なものやどういう脚をつかうのかなどを元に、馬券的にはどういうパターンの馬なのか分類をする。
本命ウオッカは勝つ可能性、連対する可能性が高く、完成度の部分で劣る為、消える可能性も残す。数値に表すと
１着４０％２着２５％３着１０％４着以下２５％
ウオッカに比べ、勝ちきるまでのものは感じないが、大崩れも無さそうに感じるのがハロースピードである。
１着２０％２着２５％３着３５％４着以下２０％
直線の長い新潟のマイルで結果を残しているにも関わらず、前走の大敗した為に人気のないマイネルーチェ。能力と適性は高く、安田記念を勝ったツルマルボーイにつながる配合も魅力。ペースと位置取りにかなり左右されるだろう。
１着１５％２着２０％３着２０％４着以下４５％
能力、完成度は高いが、コース、距離の適正に疑問の残るアストンマーチャン。先行しうまく流れに乗れた時に勝機が、追い込んでも届かないというケースが私のシュミレーションの結果である。
１着１０％２着１５％３着２５％４着以下５０％
調子が今ひとつそうなルミナスハーバー。あの細くなっている後肢で阪神の坂を克服できるのか疑問であり、能力はあるが押さえまで。
１着１０％２着１０％３着１５％４着以下７５％
長距離体型のジーニアス。ペースが速くなれば馬券にも絡める。直線でどこまで伸びる事が出来るか？
１着５％２着１０％３着１０％４着以下７５％
今日１日かけて、データに目をとおした結果、押さえたいのはローブデコルテ。洋芝の札幌で１８００mを好走、先行力もある。血統的にも気になる部分がままある。
ダートを逃げ切り、最内に入ったテンザンコノハナも気になる。両馬ともパドックでは必ずみます。
ハギノルチェーレは長距離戦、メジロアダーラは短距離戦で先々お世話になる可能性がある。
［的中率、回収率の上がる金言］
前走、赤松賞で１３番人気で爆走したディーズメンフィスに贈る言葉。
「穴を出した馬は再び穴を出す！！」
競馬歴が長い人は知ってる人も多いかもしれないですが、人気がなくても条件が爆走時と符号すれば、再び穴を演出するという金言です。
赤松賞の舞台、直線の長い府中のマイルは今回と条件が似ています。パドックではチェックします。
PS 朝９時からデータ整理し始めて、結局２時まわりました（超疲）
馬券予想は明日昼までに、パドックでの各馬の様子も更新予定。おヒマなら見て下さい。
たまに人から騎手について聞かれます。基本的に騎手の事はよく分からないんですが、タイプを分類するなら、馬をもたせる技術を持つジョッキーと、一瞬の判断が的確なセンスのいいジョッキーに分かれるのかなと思います。
直線が短いコースでは４コーナー手前から仕掛けないと届かないため前者が、直線が長ければ仕掛けのタイミングやコース取りの判断が要求され、後者のタイプが向くんじゃないでしょうか。
武豊は一般的に京都に強く中山では今ひとつと言われますが、後者のタイプに分類されるのかもしれません。阪神の直線が長くなり彼に有利になった可能性はあり、試走後のインタビューで上機嫌だったのもそのせいかもしれません。
今日お母さんがイトーヨーカドーで服を買ってきました。