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春のG1レース考察(2)

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※ このレポートは2011年1月初旬に作成しました。
○ 古馬中長距離路線
古馬の各路線について軽く触れていきたい。
まず、中長距離路線であるが、こちらは年度代表馬に選出されたブエナビスタに、有馬記念を勝ったヴィクトワールピサ、ジャパンカップを制したローズキングダムといった、明けて4歳となる馬達が挑むという昨秋と同じ構図となる。
ペルーサやエイシンフラッシュといった注目される馬もいるが4歳馬の中で特に注目したいのが、ルーラーシップである。
母エアグルーヴという良血ということもありデビュー時から素質を評価されていたが、3歳春の時点ではまだまだ完成度が低かった。
しかし、ひと夏を越して馬体に実が入って大幅な成長を感じさせ、その他の同期の馬をも凌ぐ馬となる可能性は決して低くない。
跳びの大きさから東京や京都・阪神の外回りコースなど直線が長く広いコースに向くため、活躍できる舞台は限定されるかもしれないが、今年注目していきたい1頭。
そして、もう1頭注目していきたいのが、アルゼンチン共和国杯を制したトーセンジョーダンである。
有馬記念では5着に敗れたが、プラス10キロという数字も示すとおり、余裕残しであったことも敗因であった。
ただ、アルゼンチン共和国杯のレース内容をみるとレースレベルが非常に高く、過去ここでの活躍馬からG1レースを制した馬が出ているが、今年もそれらと全くそん色ないあるいはそれ以上の内容であった。
最もレベルが高かったのは、1着スクリーンヒーローがJCを、そして2着ジャガーメイルが天皇賞(春)を勝った2008年。
前半800mは48秒0と平均ペースに近いが、道中一貫して12秒台近辺のラップを刻む優秀な内容で、3着のアルナスラインもその後日経賞を勝ち、天皇賞(春)で2着と好走している。
今年も前半800mの時計が47秒2と速く、道中のラップも12秒2辺りで推移し、レース時計も2分30秒0とハイレベルな内容。
配信でもお伝えしたとおりG1レベルでも通用する能力を持っており、さしてコースも問わず距離延長にも目途が立ったが、今回の内容からもこの先の展望が開けた印象がある。
また、天皇賞(春)であるが、やはり3000mという長距離で行われる菊花賞が参考となり、昨年の菊花賞は伏兵ビッグウィークが優勝し、2着にローズキングダムという結果であった。
ただ、レースレベルはさして高くないため、これから台頭してくる馬の活躍や、展開が向かなかった馬が巻き返してくる可能性もある。
近年は菊花賞馬が天皇賞(春)で結果を残せていないが、それには理由があり、回顧でも触れているとおり本配信の[重賞データ]で解説していきたい。

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