天皇賞 秋

天皇賞(秋)2020 出走馬馬体考察 穴馬と危険な人気馬の特徴

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今回は状態を中心に2020年天皇賞(秋)出走馬の考察をお届けします。

2020年天皇賞(秋)出走馬取捨の参考となれば幸いです。

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天皇賞(秋) 2020 出走馬馬体考察

アーモンドアイ

完勝する結果になったが、2019年の天皇賞(秋)は気温が下がっていたこともあるが、毛ヅヤがひと息で、幾分余裕を感じさせた。今回もその時と似た印象で、今回の方がやや皮膚に厚みがある。

前走安田記念でグランアレグリアに0秒4差をつけられて2着という結果になったが、先日のスプリンターズSでのグランアレグリアのパフォーマンスを見ても、3着に入ったインディチャンプと0秒1差という結果からも本調子でなかったと思われる。

筋肉量は増していたが思い切り走るタイプで、ヴィクトリアマイルを遅くないペースの中を先行して押し切った反動があり、見えない疲れがあったと思われる。

同じような例として2017年の宝塚記念で大阪杯、天皇賞(春)を連勝していたキタサンブラックが不可解な敗れ方をしたケースを挙げることが出来る。

今回は休み明けのため消耗しているということはありえないが、昨年の天皇賞(秋)と同じかやや劣るくらいの出来。

ただ、2019年の有馬記念では全体的な迫力という点で劣り、熱発の影響による香港カップ回避の影響を感じさせたが、その時よりはいい。

 

クロノジェネシス

阪神JF時に今後重賞を複数勝てる素質があり、2歳時から牝馬G1であれば好走しておかしくないと評価してきたが、普通の馬よりも成長力があった。

デビュー時の馬体重は約430キロほどで、阪神JF、桜花賞、オークスと勝ち切れないレースが続いたが、3歳秋を迎えて450キロ台まで体重が増えて秋華賞を勝利。

前走宝塚記念では張りがありながら無駄な肉が一切つかず、これまでのキャリアで最も出来がよかった。今回、馬体を確認すると勝利した秋華賞時と似た状態。

秋華賞も同じ休み明けでありながら余裕残しはみじんも感じさせず、確実に力を出せる状態にあった。

 

ダノンプレミアム

ボリュームのある体型は母方のデインヒルの影響が出ている。ディープインパクト産駒だが、スピードタイプでマイルに本質がある。

ダービー以来で古馬になってから初めてのレースとなる2019年の金鯱賞時に、古馬になり他の馬の成長が追い付けばアドバンテージが失われている可能性があるとお伝えした。

その後、2歳時に見せたインパクトほどの結果を残すことが出来ていないが、想定した通りの状況が続いている。

2000mへの距離延長は課題となる。

 

ダノンキングリー

父ディープインパクト、母の父ストームキャットという組み合わせは、キズナ、リアルスティール、ラキシス、サトノアラジンを中心に活躍馬を出しており、いわゆるニックスと呼ばれる相性のいい配合。

ダービーでは前有利の馬場を利して2着と好走したが、2400mは距離が長いと考えて評価を大きく割り引いた。3歳戦であればそこまで距離適性がシビアに問われない点も考慮して印をまわすべきであった。

ただ、その後マイル路線に矛先を向けてきたように、やはり2000m以下に本質がある。中山記念や毎日王冠のようなパフォーマンスを見せれば一発があって驚けないが。

 

フィエールマン

3000mの菊花賞、3200mの天皇賞(春)など長距離のG1レースを3勝しているが、中距離に本質がある。

3歳のラジオNIKKEI賞時に初めて馬体を見た際、典型的な走るディープインパクト産駒という印象を覚えたが、出走馬の中で能力的に抜けているものを感じさせた。

ゼーヴィントと似たイメージで、今後も中距離戦線で活躍する可能性があるが、G1まではどうかと感じたが、馬体のパーツにいいものがあった点から、素質をもう少し評価するべきであった。

今回は体調はそこまでよくないが、仕上がりとしては申し分ない。

 

キセキ

過去結果を残した馬で下半身の方が筋肉が発達しているタイプは二ホンピロアワーズなどがいるが珍しい部類に入る。

腰高なフォルムなど、父ルーラーシップと母の父ディープインパクトという血統で、父ディープインパクト、母の父キングカメハメハという組み合わせのデニムアンドルビーとよく似ていた。

アバラが浮き出ている時も走る馬で、状態にそれほど変動を感じさせない。精神面やスタートの悪さなどがひと頃の戦績の落ち込みにつながっていたが、前々走宝塚記念、前走京都大賞典で2着と好走しており不振から脱却している。

近走控えるレースをしているが、気性的な面も影響している。本来決め手で勝負をするタイプではなく、脚質的にはある程度前でレースをした方が持ち味が生きる。

 

天皇賞(秋) 傾向

 

天皇賞(秋) レースのポイントと概要

※ データは東京で行われた過去10レースを対象に編集しています。

かつては古馬中長距離路線の王道というレースであったが、近年は凱旋門賞へ参戦した超一流馬が多く、2400m以上の距離で強い長距離馬などがこのレースを避けてジャパンカップへ向かうというケースもみられる。

また、逆に菊花賞を回避した3歳馬が矛先を向けるというケースが目立ち、レースの特徴もかなり変わってきている。

「府中に魔物が棲む」と言われる格言どおり、かつては1番人気の馬が敗れ続け、1988年1999年まで12年連続で1番人気の馬が勝つことが出来なかった。

しかし、2003年以降はシンボリクリスエス、ゼンノロブロイ、メイショウサムソン、ウオッカ、ラブリーデイ、モーリスなどが1番人気で勝利しており、それまでのジンクスは完全に払しょくされている。

これは2003年に東京競馬場が改装されたことと無関係ではないようで、かつてはスタート地点から1コーナーまでの距離が短いためごちゃつきやすく、人気馬が結果を残せないことに結びついていたよう。

近年は1番人気の馬が多数結果を残しており、比較的平穏な結果となるレースが多くみられる。

コースが及ぼす影響

連対馬の脚質をみると、逃げ馬の連対は、2008年に歴史的名牝であるダイワスカーレットが逃げた1回のみ。

差し馬もきているが、逃げ、追い込みなどの極端な脚質の馬は割引となり、後ろから競馬をする馬は人気を裏切る馬が多い。

特に道中でのポジショニングに影響を及ぼすようで、大外の馬は後方からのレースとなりやすいためか、その傾向が強まるよう。

血統的な面であるが、直線が長いコースの2000mという距離は、サンデーサイレンス産駒が最も得意とする条件であった。

サンデーサイレンス産駒が天皇賞(秋)へ出走するようになった後、東京で行われた2009年までの過去15レースでサンデーサイレンス産駒が14頭連対している。

これからはサンデーサイレンス系の種牡馬の中でも瞬発力を身上とする馬の仔や、過去に天皇賞(秋)で結果を残したサンデーサイレンス産駒の仔、母の父サンデーサイレンスの馬も評価が必要となるとお伝えしてきた。

ジェンティルドンナ、リアルスティール、スピルバーグなど、やはりディープインパクト産駒はかなり好走している。

2000mの実績は必須で、連対馬のほとんどが重賞勝利などの結果を持っている。

2000mの重賞レースで実績が無い馬もいるが、2000mの重賞レースでつかわれていないというような事情がないかぎり、軸馬にはクリアしておいて欲しいところ。

そうでない馬は、2200m以上の距離の中距離レースと、1800m以下のマイル路線の重賞レース両方での実績が欲しい。

臨戦過程

中距離の超一流馬が海外のレースへ出走するケースや、このレースをスキップしてジャパンカップへ出走するケースもみられる。

また、それにくわえて近年は札幌記念や宝塚記念から直行してくるケースが多くなっており、京都大賞典をつかわれていた馬が好走するケースが減少している。

連対馬の前走のレースをみると、全て重賞レースで、毎日王冠、宝塚記念をつかわれていた馬が中心となり、近年は札幌記念から直接このレースへ向かってくる馬も結果を残している。

 

天皇賞(秋) 穴馬の特徴

2017年13番人気3着レインボーライン:前年の菊花賞で2着と好走していたが、不良馬場で行われ、スタミナが要求されるレースとなったことが追い風に。血統的にも母方にフレンチデピュティ、レインボーアンバーという道悪を得意とする血が入っていた。宝塚記念以来のレースであったが、間隔が空いていても走る馬であった。

2016年7番人気2着リアルスティール:2000m、広いコースなどベストの条件であった。前でレースをした方が持ち味は生きると感じたが、外枠に入ったこともあり鞍上が後方か決め手を生かすことを選択したよう。瞬発力勝負では厳しいように感じたが、やはり地力が高かった。

2015年10番人気2着ステファノス:有料メルマガで自信の穴馬推奨。馬体を見る限り重賞を複数勝てるだけの資質があるとお伝えしてきた馬で、クイーンエリザベス2世カップで2着と好走しているように能力は高く、過小評価されていた。穴馬の傾向にも符合したが、能力的にも上位とそん色はなかった。

2011年7番人気1着トーセンジョーダン:札幌記念以来のレースで決して状態はよくなかったが、前半1000m56秒5と非常に速いペースで推移し、後方からレースをして決め手が生きる流れとなった。

2009年7番人気2着スクリーンヒーロー:前半1000m59秒8とゆったりしたペースで推移し、そこから急激にペースアップする流れが大きな追い風となった。状態を上げていたことも好走の要因。

2007年7番人気2着アグネスアーク:初距離となる2000mが懸念されていたが、馬体からも問題なく、ややゆったりした流れとなり瞬発力も生きる形となった。

2006年7番人気2着スウィフトカレント:東京へのコース変わりが好走の要因。プラス10キロと、減っていた馬体重も戻り、復調していたことも大きかった。

2005年14番人気1着ヘヴンリーロマンス:前走札幌記念を勝利し、前々走クイーンSは2着という結果を考えるとあまりにも人気がなさ過ぎた。1枠1番に入り、馬場の内側から鋭く伸びた。

2005年15番人気3着ダンスインザムード:近走は結果を残していなかったが、33秒台の上がりで決着する流れが大きな追い風となった。

2004年13番人気2着ダンスインザムード:前走秋華賞で4着という結果を受け、中1週ということもあり、人気が急落していたが、合わないレースであった。先行して前半1000m60秒1とペースが落ち着いたことが大きな追い風となった。

2004年9番人気3着アドマイヤグルーヴ:前走京都大賞典で4着に敗れて人気が落ちていたが、ひとたたきされた効果もあった。前々走のマーメイドSを勝ち、前年のエリザベス女王杯を勝っていたことを考えると、評価が低すぎた。

2003年10番人気3着テンザンセイザ:逃げて競り合うレースで前半1000m56秒9と異常なペースで推移していたが、好位でしっかり折り合っていた。東京コースで強いトニービン産駒でもあった。

 

天皇賞(秋) 消えた人気馬の特徴

2019年
2番人気6着サートゥルナーリア:気性的な難しさをみせた。
4番人気5着ワグネリアン:前有利のレースとなり展開が向かなかった。
5番人気7着スワーヴリチャード:瞬発力勝負がネックとなり展開が向かず。

2018年
1番人気10着スワーヴリチャード:出遅れて隣の馬にぶつけられた。
3番人気7着マカヒキ:マイナス12キロと体重が減っていた。
5番人気4着アルアイン:決め手で劣ったため勝ち味に遅い結果に。

2017年
3番人気4着リアルスティール:極悪馬場で上位とはスタミナの差が出た。
4番人気6着ソウルスターリング:牝馬にとってタフな条件は非常に苦しかった。
5番人気18着サトノアラジン:道悪の適性面からもスタミナの面からも馬場の悪化が大きなマイナスとなった。外枠も影響した感がある。

2016年
2番人気12着エイシンヒカリ:東京芝2000mは条件として合わなかったことが崩れた要因。
3番人気7着ルージュバック:リアルスティールに直線でフタをされた形になり進路がなかった。
4番人気4着アンビシャス:
5番人気9着ラブリーデイ:

2015年
2番人気9着エイシンヒカリ:東京芝2000mは条件として合わなかったことが崩れた要因。
3番人気8着ディサイファ:道中でポジションを下げており、不利もあったか。
4番人気5着アンビシャス:気性的な難しさを見せ、内枠も仇になった。
5番人気4着ショウナンパンドラ:位置取りが後ろ過ぎた。

2014年
3番人気14着フェノーメノ:休み明けで、気性的な面が影響。全盛時の力もなかったか。
4番人気6着エピファネイア:

2013年
2番人気10着トウケイヘイロー:
4番人気5着コディーノ:距離が微妙に長かった。

2012年
4番人気4着ダークシャドウ:馬体に余裕を感じさせプラス8キロ。
3番人気5着カレンブラックヒル:

2011年
1番人気4着ブエナビスタ:状態がよくなかった。激流ペースも厳しかった。
3番人気6着エイシンフラッシュ:先行したが、ペースが速く厳しい展開であった。
4番人気10着ローズキングダム:

2010年
3番人気6着シンゲン:能力的に劣り、前走オールカマーを勝利もそれほどの内容ではなかった。
5番人気15位入線ジャガーメイル:

2009年
2番人気5着シンゲン:能力的に足りなかった。
3番人気4着オウケンブルースリ:決め手勝負となり、距離も忙しかった。
4番人気6着ドリームジャーニー:

 

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