穴馬 予想

競馬予想 皐月賞 有料メルマガサンプル

更新日:

※ 読者の方の利益を守るため、重賞データ(他のメルマガでお届けしたものとは別のものです)と荒れる事を検証したレース分析と考察は掲載しておりません。
重賞データのサンプルはコチラ(ブログでは一部のレースのみ公開)

ヴィクトリーは父ブライアンズタイムよりも母の父トニービンの血が強く出ているように感じ、若葉Sでのレースも辛勝であったため当初馬券の対象からはずす予定であった。
しかし、出走メンバーの中では最も状態がよく、馬体を改めて見るとトニービンよりもサドラーズウェルズの血が出ているような印象でエルコンドルパサーによく似ている。
父ブライアンズタイムの産駒が最近芝のレースで実績を残していないのは気になるが、このレースで強いのは周知のとおり。
兄リンカーンもサンデー産駒でありながら、瞬発力より持続力を身上とする馬で、結果を残したレースも菊花賞や有馬記念、京都大賞典など持続力が求められるレースであった。
そのリンカーンよりも後肢に力強さを感じさせ、皐月賞自体先行してからや、中団からまくるための持続力が求められる条件のため、そういう意味ではこの馬には合う。本命に抜擢したい。問題は気性で、あてにならない部分もあるため過剰な信頼は避けた方が賢明。

メイショウレガーロは京成杯で勝ち馬にまんまと逃げ切りを許し、前走では出遅れが響いての4着。前走前々走ともに全く悲観する必要はなく、最も人気の盲点になっている1頭といっても過言ではない。
距離コース共に適性は高く、バランスはいいものを持っており能力はトップクラスとまではいえないが、人気上位陣と遜色ない。
問題はジョッキー。一般的には鞍上強化といえるだろうが、ともに中山の2000mを経験したジョッキーの方が望ましかった。初コンビの福永騎手と上手く流れにのれるかどうかがポイントだろう。状態はまずまずといったところ。本命にも考えたが対抗に推す。

フライングアップルは中山の適性が高い。繋ぎの角度から、先行して直線抜け出す競馬も差す競馬も出来、その自在性は強い武器になる。鞍上も魅力でどんな騎乗を見せてくれるか楽しみである。
前々走、3走前は太目が敗因。前走より毛ヅヤのくすみが消えて皮膚の透明感が増している。筋肉も引き締まり状態は上向いている。問題は距離で2000mはギリギリの印象なだけに、馬場の速さを味方につけたい。3番手の評価。

アサクサキングスは、毛ヅヤは前走時のほうがいいが、後肢に更にパワーがついた印象。
全体的なフォルムから、あまりコースは問わないようにみえる。東京や京都で結果を残しているが、父と母の父が同じであるシャドウゲイトと馬体が非常に似ており、中山に変わるのは好材料。
馬体全体のフォルムや繋から先行してペースを落ち着かせるよりも、ある程度自分のペースで競馬を進めた方が結果を残せるタイプ。4番手の評価。

いつもは3頭をおさえ候補にするが、今回は混戦につき以下の4頭。

ココナッツパンチは馬体に張りがあり、状態は良さそう。後ろからの競馬だったため、消耗が少なかったのだろう。距離も合い、馬体のバランスがよく能力にくわえて完成度も高い。問題は脚質。馬場の状態がよく、時計が速ければ前走のような後ろからの競馬では届かない可能性がある。しかし逆に馬場が荒れていると浮上してくる可能性は高い。その場合は評価を上げる必要がある。
このレースとは関係ないので蛇足だが、脚元が弱そうな馬に見える。

フサイチホウオーは走り方にフワフワしている部分が感じられ、鞍上もさらにひとつ上のギアを持っているという話をしているが、全体的なバランスがグッと締まり、しっかりしてくれば全体の力が走りに伝わって潜在能力をフルに発揮できるようになるだろう。反応もよくなってスムーズな競馬も出来るようになると思われる。
腰高だった馬体のバランスは良くなってきており、ボリューム的にも前走時より成長してパワーを感じさせ、やはりスケールは一番大きい。
懸念されている中山適性だが、先行して競馬が出来る事と坂を苦にしないパワーもあるので、世間でいわれるほどダメとは感じない。
父ジャングルポケットが皐月賞で3着と敗れたのも出遅れが少なからず影響したため。
その父よりもこのコースは合うように感じる。
とはいえ胴や繋ぎの長さなどから器用かといわれると疑問で、全幅の信頼を置けるというほどではないため、軸には推奨しない。

今回問題はアドマイヤオーラ。弥生賞を先行抜け出しという非常に内容のある強い競馬で勝ち、皐月賞にむけて試走は万全という形であった。そしてレースレベルも高かったために日曜日までは本命に考えていた。しかし、写真を見ると弥生賞で厳しい競馬をした代償が大きかったのか、馬体の張りや毛ヅヤの冴えが乏しく消耗している印象を受ける。
追いきられ、状態が上昇しているようだと出走馬の中で、最も軸にむくと思う。パドックでの状態を注視し、上昇した様子が伺えない時は思い切り軽視したい。

ローレルゲレイロは馬体に無駄なものがつかず、皮膚の質感もよく状態はいい。
マイラータイプで距離に難があると思っていたが、馬体のバランスがよくなってきており、時計が速い馬場であれば問題ないだろう。先行するだろうが、内枠に入ったので思い切った騎乗をしてもらいたい。鞍上も先週は重賞を含む3勝2着3回で、桜花賞でもカタマチボタンを3着にもってきており、調子は上向きにある。

[結論]
昨年は3連単27万馬券、一昨年は7万馬券、その前の年は馬単万馬券でさらにはこの10年、馬連で5万馬券が2度とび出している。
終わってみれば人気馬で決着という事もありえるが、有力各馬がそれぞれ弱点を抱え、人気ほどの差はないと断言でき、桜花賞とは違い人気馬に厚くぶち込むのは、おすすめしない。
上記のデータからも分かるとおり展開ひとつで結果が変わり、このレースは年によっては能力の比重、必要性の割り合いが他のレースよりも小さい特殊なレース。
例えはしにも棒にもひっかからなかったとしても、今回は思い切った穴狙いをしたい。
逃げ先行馬が多く過剰なペースになる可能性もあり、推奨した馬もほとんどが先行馬で、共倒れになる可能性もあるので薄めに、そして推奨する馬たちにも今回は大して差がないので、軸で買うよりもボックスの方がいいと思う。

-穴馬 予想
-

Copyright© 馬体予想 穴馬予想 , 2024 All Rights Reserved.