オークス 2018 前哨戦のポイント

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ヴィクトリアマイルの推奨穴馬カワキタエンカは不発。オークスの2けた人気穴馬候補をの備考欄へ更新。

ランキングの順位は120位くらい。スマホであれば下へスクロールしていくと上部に順位などが表示されます。

 

先々週の新潟大賞典は有料穴馬で11番人気3着ナスノセイカンを穴馬推奨。

一部の読者の方にもナスノセイカンを無料で穴馬としてお届けさせて頂きました。

読者の方からTwitterにて的中報告(←こちら)を頂戴しました。

LINEでも穴馬を不定期で無料配信しています。

青葉賞は無料穴馬7番人気エタリオウが2着と好走。 ダービー卿CT9番人気3着ストーミーシーに続いて配信機会2回連続で無料穴馬が馬券に。

ヴィクトリアマイルはLINEでお届けした調教推奨馬で上位3頭が決着。

[ヴィクトリアマイル 最終追切調教推奨馬]

レッドアヴァンセ:重心低い動きで小気味いいフットワーク。

リスグラシュー:しまいの反応は申し分ない。

ジュールポレール:まずまず推進力を感じさせる。

オークスの調教推奨馬はLINEで木曜配信予定。

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先週の有料メルマガ「馬体診断&重賞データ」は降雨の影響があり、本命・馬連の軸に推したアエロリットは4着までという結果。

高配当狙いの3連複はしょっぱい配当となりましたが、8番人気1着ジュールポレール、7番人気3着レッドアヴァンセを軸に推し、▲×○で8850円本線3点(計19点)的中。

 

○ フローラS

過去のレースを見ると、重賞で実績のある馬は基本的に桜花賞へ向かうため、出走馬のレベルにそれほど差がない。2018年はサトノワルキューレ、オハナ、ノームコア、サラキアなどが重賞で通用しえるレベルにあると感じるとお伝えしたが、水準以上のレベルにあった。

前日の東京のレースを見ると、府中Sは近年で最も速い時計で決着しており、12Rの4歳以上1000万条件は1分20秒6と水準よりも1秒近く速い時計が出ていた。

前半1000m61秒1、後半58秒4という後半の方が3秒近く速い時計で、ペースはかなり遅かったが、それにもかかわらず、1分59秒5というレースレコードで決着しており、その点からも非常に時計の出る特殊な馬場であったことが伺える。

鞍上はオークスでカンタービレといずれに騎乗するか選択を迫られるが、サトノワルキューレを選択するように感じる。状態も申し分なく、条件も合った。

13番人気で2着と好走したパイオニアバイオは外枠に入りながら4コーナーで先頭集団に位置どっておりスローペースで展開の恩恵を最大限に受ける形に。

3番人気14着に終わったオハナはレース後鞍上が「直線でもたれた」というコメントを残している。

ヒモで押さえた8番人気ウスベニキノキミはともにスタート直後に立ち上がりかかるような不利があり、控える形となったことが響いた。

 

○ 桜花賞

前半800m46秒5、後半800m46秒6というやや速いペースで推移したこともあり、1分33秒1というレースレコードで決着。

しかし、今年の阪神は時計が速く、桜花賞前日も降雨の影響がありながら良馬場と同じ水準の時計が出ていたが、桜花賞もレース前に1分33秒台前半の決着を想定。

速い時計ではあったが、評価できる要素とならない。

ただ、当日のダートはやや重を想定したが、重馬場で行われており、想定よりも馬場の回復が遅れて降雨の影響があったよう。

層の厚さを優先して出走馬のレベルに順位をつけると下記のよう。

○ 高レベル

2017年(レーヌミノル)、2014年(ハープスター)、2012年(ジェンティルドンナ)

○ 水準レベル

2018年(アーモンドアイ)、2016年(ジュエラー)、2011年(マルセリーナ)、2009年(ブエナビスタ)

○ 低レベル

2015年(レッツゴードンキ)、2013年(アユサン)、2010年(アパパネ)

2018年、能力上位にあったのは、ラッキーライラックとアーモンドアイの2頭。レース前にお伝えしたように馬体の面から比較しても能力的には2頭が抜けた存在であった。

その点から質が高いため低レベルとは言えないが、層が厚いレースとは言えず水準くらいのレベルと評価する。

勝ったアーモンドアイはペースが流れたことも追い風になったが、能力上位で、シンザン記念以来であったが確実に力を状態にあった。現時点では本質的にはマイラーと考えた方がいいか。ペースが落ち着いていれば分からなかったが、今回のパフォーマンスを見ると、それでも勝っていた可能性は高い。

2着ラッキーライラックは力を出せる出来にあり、騎乗も全く問題なかった。2歳時からお伝えしているように安定して走るが、ブエナビスタ、ジェンティルドンナ、ウオッカ、ダイワスカーレットレベルまでの能力はない。年明けに頭角を現してきた馬にやられる可能性も指摘していたが、間違いではなかった。

3着リリーノーブルは出走馬の中で最も状態がよかった。レース後鞍上が「厩舎がいい状態に仕上げていた。」というコメントを残しているが、同じように前走チューリップ賞をつかわれていたラッキーライラックよりも状態が上向いていたことが、ラッキーライラックとの差が縮まった要因。

 

○ フラワーカップ

○ 高レベル
2014年(バウンスシャッセ)、2010年(オウケンサクラ)

○ 水準レベル

2018年(カンタービレ)、2017年(ファンディーナ)、2016年(エンジェルフェイス)、2015年(アルビアーノ)、2012年(オメガハートランド)

○ 低レベル

2013年(サクラプレジール)

前半800mと後半800mの時計を比較してみると、47秒台から49秒台で推移しており、その年によってばらつきがみられる。

近年は前半800m49秒台が水準。2018年は49秒4という時計で、馬場を考慮しても水準くらいのペースで推移。

勝ったカンタービレはデビュー前の馬体を見る限り重賞レベルの資質があり、能力上位とお伝えしたが、やはり今後も重賞で結果を残すだけの能力はある。2着トーセンブレスにそれほど差をつけていないが、3着には0秒3差をつけている。

トーセンブレスの能力が判然としない点やレース時計の面からも、G1で通用するかは何とも言えない。ただ、馬体を見る限り距離延長にも対応できる馬。フラワーカップ後、阪神JF、アルテミスSのレースを再度見返したが敗因は不透明。ただ、デビュー戦では非凡なレースをみせていた。

 

○ チューリップ賞

勝利したラッキーライラックは余裕残しもそれほど感じられず、条件も申し分なかったが、能力的に頭ひとつ以上抜けていた。前でレースをして盤石のレースで、2着に0秒3差をつける結果に。

3着リリーノーブルは阪神JF以来でその影響を感じさせたが、ラッキーライラックよりも後方からのレースでは厳しい。他の馬が後方からのレースになったことに助けられた面もある。

スカーレットカラーはスタートがひと息で控えるレースとなったが、能力的にまだよくなる余地を残しており、今後走ってくる可能性がある。

勝ったラッキーライラックは桜花賞に向けて視界良好という感はあるが、アーモンドアイ、プリモシーン、テトラドラクマといった年明けの重賞を勝った馬が骨っぽさを感じさせ、完全に抜けた存在とまでは言えないか。

 

○ シンザン記念

勝ったアーモンドアイは馬体を見る限り素質は最上位で、重賞で結果を残している馬よりも評価をして本命に推したが、想定した通り、今後も重賞でやれる。当初よりも表現を下方修正したが、上がりなど、なかなか非凡な内容を見せていることを考えると、最初の直感の方が正しかった。

 

○ 阪神JF

2017年は札幌2歳S、新潟2歳Sで結果を残している馬がいる点からレベルは比較的高く、抜けた馬がいるというよりも層が厚い印象であった。

前半800m47秒7、後半800m46秒6というペースで推移したが、過去のレースと比較するとやや遅い。

2017年 ラッキーライラック 1.34.3  前半47.7 後半46.6

2016年 ソウルスターリング 1.34.0  前半46.7 後半47.3

2015年 メジャーエンブレム 1.34.5  前半46.9 後半47.6

2014年 ショウナンアデラ 1.34.4  前半47.2 後半47.2

2013年 レッドリヴェール 1.33.9  前半46.3 後半47.6

2012年 ローヴティサージュ 1.34.2  前半45.9 後半48.3

勝ったラッキーライラックは状態、適性ともに申し分なく、割引材料が最も少なかった。今後桜花賞、オークスなど勝てるまではどうかという印象があり、ここも勝ち切るまでは難しいと考えた。

ただ、他の実力馬に不安材料があり、凡走したことも追い風になった。レッドディザイアくらいの能力は有しているか。桜花賞やオークスも条件が合うため、今後も安定して走るはず。

2着リリーノーブルは馬体写真がないため何とも言えないが、ペースが落ち着いたことが追い風になった。

 

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