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先週の調教推奨馬は秋華賞1着アカイトリノムスメ、秋華賞3着アンドヴァラナウト、府中牝馬S3着(8番人気)マルターズディオサを推奨。
函館記念は14番人気アイスバブルが2着に、目黒記念は15番人気アドマイヤアルバが3着に好走。
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今回は2021年菊花賞人気薄の穴馬の買い材料や、過去菊花賞で走った穴馬の特徴をお届けします。
菊花賞の穴馬探しの参考となれば幸いです。
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ありがとうございました。
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— 穴馬@永遠の夏休み (@12anauma) February 17, 2019
Contents
菊花賞 2021 追い切り情報 調教推奨馬
函館記念は14番人気アイスバブルが2着に、目黒記念は15番人気アドマイヤアルバが3着に好走。
※ 下記は無料でお届けした2021年の調教推奨馬
秋華賞1着 アカイトリノムスメ
秋華賞3着 アンドヴァラナウト
府中牝馬S3着(8番人気) マルターズディオサ
毎日王冠1着 シュネルマイスター
サウジアラビアRC1着 コマンドライン
オールカマー1着 ウインマリリン
オールカマー2着 ウインキートス
オールカマー3着 グローリーヴェイズ
神戸新聞杯1着 ステラヴェローチェ
神戸新聞杯2着 レッドジェネシス
ローズS1着 アンドヴァラナウト
セントウルS1着 レシステンシア
セントウルS3着 クリノガウディー
小倉2歳S1着 ナムラクレア
小倉2歳S3着(8番人気) アネゴハダ
新潟記念2着 トーセンスーリヤ
新潟記念3着 クラヴェル
札幌2歳S3着 トーセンヴァンノ
新潟2歳S3着 オタルエバー
札幌記念3着(8番人気) ペルシアンナイト
北九州記念3着 モズスーパーフレア
小倉記念3着(8番人気) スーパーフェザー
関屋記念1着 ロータスランド
レパードS1着 メイショウムラクモ
レパードS3着 レプンカムイ
クイーンS3着(8番人気) サトノセシル
クイーンS1着 テルツェット
アイビスSD1着 オールアットワンス
函館記念2着(14番人気) アイスバブル
中京記念1着 アンドラステ
函館2歳ステークス2着 カイカノキセキ
七夕賞1着 トーラスジェミニ
宝塚記念3着 レイパパレ
エプソムカップ1着 ザダル
函館スプリントステークス1着 ビアンフェ
函館スプリントステークス2着 カレンモエ
安田記念1着(8番人気) ダノンキングリー
目黒記念3着(15番人気) アドマイヤアルバ
平安ステークス1着 オーヴェルニュ
NHKマイルカップ3着 グレナディアガーズ
青葉賞3着 レッドヴェロシティ
皐月賞2着(8番人気) タイトルホルダー
マイラーズカップ1着 ケイデンスコール
阪神牝馬ステークス1着 デゼル
大阪杯1着 レイパパレ
ダービー卿チャレンジトロフィー2着 カテドラル
ダービー卿チャレンジトロフィー3着 ボンセルヴィーソ
高松宮記念1着 ダノンスマッシュ
高松宮記念2着 レシステンシア
高松宮記念3着 インディチャンプ
日経賞1着 ウインマリリン
阪神大賞典3着(9番人気) ナムラドノヴァン
スプリングステークス3着 ボーデン
ファルコンステークス1着 ルークズネスト
ファルコンステークス3着 モントライゼ
フラワーカップ3着 ユーバーレーベン
中山牝馬ステークス1着(7番人気) ランブリングアレー
弥生賞1着 タイトルホルダー
弥生賞2着 シュネルマイスター
チューリップ賞1着 メイケイエール
阪急杯2着(10番人気) ミッキーブリランテ
阪急杯3着 ジャンダルム
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菊花賞 2021 予想動画
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菊花賞 2021 無料穴馬
2019年は8番人気サトノルークスが2着と好走。
※ 下記は配信でお届けさせて頂いた考察の一部
サトノルークス
父ディープインパクト、母の父サドラーズウェルズという血統。骨格や全体的に体高のあるつくりから持続力にベクトルが傾いており、サドラーズウェルズの影響を感じさせるフォルム。
馬体のつくりや、距離、コース適性などは、同じ母の父サドラーズウェルズという血統で皐月賞アンライバルドと似た印象。
全体的に体高があるつくりから持続力にベクトルが傾いており、飛節の角度からも前でのレースの方が持ち味が生きる。
骨格がややがっしりしており、坂のあるコースは合う。上がりのかかるレースが合い、非根幹距離で結果を残していく可能性が高い。
持続力が生きやすい点から、小回りコースの方が持ち味が生きると考えたが、手脚が長めで、広いコースの方が合うため、ベストという条件は少ない。外回りコースで行われる中山芝2200mなどが合う。
長い距離が合うというよりも、スローの瞬発力勝負よりもハイペースなどタフな条件に適性がある。道悪は対応可能。
皐月賞時に馬体を見た際、バランスはそれほどよくなく、能力的にそこまで高いものを感じなかったが、筋肉量が豊富な点は評価が必要で、特殊な条件で結果を残すタイプの可能性がある。
3歳秋になってからの馬体を見ると、少なからず成長している。3歳春の時点で完成度が高いと考えたが、誤りであった。
前走セントライト記念は条件が合う点から印をまわしたが、1枠2番に入っていたことと道悪が追い風になったか。
状態が安定している馬だが、これまでで出来は最もいい。
瞬発力や決め手が要求される高速馬場であればマイナス材料だが、時計のかかる馬場でタフな条件となれば浮上しえる。
当日どれだけ降雨の影響が残っているかがポイントになるが、出来のよさと条件が合いそうな点、春から成長している点など好材料が多く、人気がない点からもしっかりと印をまわしたい。
@12anauma サトノルークスありがとうございましたm(_ _)m 被災地支援に少しですが寄付させて頂きます。 pic.twitter.com/d2CjwwBS7U
— 頑張ろう塀内 (@sapporomarines) October 20, 2019
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※ 下記はお届けした2021年の無料穴馬
神戸新聞杯 8番人気3着 モンテディオ
セントライト記念 9番人気1着 アサマノイタズラ
札幌記念 8番人気3着 ペルシアンナイト
CBC賞 8番人気1着 ファストフォース
鳴尾記念 8番人気1着 ユニコーンライオン
皐月賞 8番人気2着 タイトルホルダー
桜花賞 8番人気3着 ファインルージュ
中山牝馬S 7番人気1着 ランブリングアレー
オーシャンS 6番人気3着 ビアンフェ
阪急杯 10番人気2着 ミッキーブリランテ
フェブラリーS 8番人気3着 ワンダーリーデル
共同通信杯 7番人気2着 ヴィクティファルス
日経新春杯 7番人気1着 ショウリュウイクゾ
菊花賞 2021 人気薄の買い材料
ロードトゥフェイム
能力的に高い馬が揃っているわけではないため、このメンバーであれば展開次第では通用しえる。
ペースが緩めばあるいはという評価。
アリーヴォ
ボリュームのある体型で胴が短く、胴長であった父ドゥラメンテよりも母方の影響を感じさせる体型。
デビュー前の馬体を見ると重賞でやれておかしくない。
スローペースなどスタミナが要求されない条件の方が望ましい。
エアサージュ
馬体を見るに父母いずれの影響が出ているか不明だが、ミスタープロスペクター、ヒズマジェスティ、ヘイルトゥリーズンなどのクロスが入り混じっていることも影響しているためか、少し珍しい体型。
連勝中で底を見せておらず、阪神内回りコースは条件的に合う。
距離適性の面でも侮ることが出来ない。
モンテディオ
個性派と言える存在で、体型を見るに父ジャスタウェイよりも母方の影響が出ている。
状態に関しては申し分なく、確実に力を出せる出来にある。
ヴェローチェオロ
ゴールドシップ産駒だが、デビュー前の馬体を見るにそれほど重さは感じられない。
前走休み明けで2勝クラスを完勝しており、長距離での父ゴールドシップという血統も魅力。
セファーラジエル
あまりいないタイプの体型をしており、特殊な条件で走るかもしれない。
父キズナの仔は比較的持続力を身上とした馬やスピードタイプが多いが、キズナ産駒らしくないフォルム。
走法を見るに道悪はよくない。
不良馬場で行われた神戸新聞杯は崩れる結果になったが、パンパンの良馬場でパフォーマンスを上げる可能性は高い。
グラティアス
ある程度筋肉量やボリュームを感じさせながらも手脚が長めなつくりは父ハーツクライの影響が出ている。
3歳アタマのシーズンに重賞の京成杯を勝っているが、晩成タイプの馬が多いハーツクライ産駒という点からも今後成長する可能性がある。
3歳春の時点では前でレースをする馬としては筋肉量が乏しく上積みの余地があった
今回、馬体を見ると。春よりもずっしりしており成長も感じられる。
ヴァイスメテオール
京成杯時の馬体を見ると、パーツにいいものがあり、筋肉量は十分で完成度も高く、今後重賞でバリバリやれるかは微妙も素質は上位とお伝えした。
その後ラジオNIKKEI賞を勝利。
阪神内回りコースで行われるが、ある程度先行してペースが落ち着いた中を早めに抜け出すという形が望ましい。
ワールドリバイバル
3歳春のスプリングS時に重い印を打つなどか素質を評価してきた馬。
いずれ走ると考えていたが、その後、ラジオNIKKEI賞で2着と好走。
骨格や胴がやや長めな点などは母の父アグネスタキオンの影響が出ている。
蹄馬体を見るに素質はあり、坂のある阪神は合う。
ノースザワールド
薄手な体型だが決め手に特化したタイプではなく、先行して抜け出すレースが合い、スローペースで結果を残しやすい。
前走、前々走2勝クラスで敗れているが、スローペースで脚を余していた。
2018年にフィエールマンが勝利したスローの瞬発力勝負となれば浮上してくる可能性が高まる。
※ 下記は2020年にお届けした考察
菊花賞/G1馬体診断写真集/競馬・レース/デイリースポーツ online https://t.co/m60gznFo64 @Daily_Onlineより
— 馬体状報 (@bataijouhou) October 19, 2020
本質は1800mや2000mにあり長距離適性で劣る。気性的な面や馬場次第ではリスクも。
【菊花賞】ヴェルトライゼンデ90点 スラリ胴長“完璧”ステイヤー― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル https://t.co/5Za8JBmz7x
— 馬体状報 (@bataijouhou) October 19, 2020
やや重の皐月賞では蹄の問題があり凡走したが、道悪は追い風となる。天候と馬場状態次第では。
【菊花賞】サトノフラッグ85点 重厚な筋肉マッチョ 道悪なら生かせる― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル https://t.co/eG1wGkhs6p
— 馬体状報 (@bataijouhou) October 19, 2020
京都外回りコースは合い、決め手を生かせば距離も対応できる。
<菊花賞>神経質そうな顔つきのアリストテレス ― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル https://t.co/B8GWNw9i40
— 馬体状報 (@bataijouhou) October 19, 2020
素質は悪くなく、ラスト4ハロンの流れが速くなるようなペースであれば浮上してくる。
【菊花賞】アンティシペイト85点 毛ヅヤならピカイチ― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル https://t.co/ZRnZt4LHb6
— 馬体状報 (@bataijouhou) October 19, 2020
2018年の菊花賞3着のユーキャンスマイルと体型が酷似しており、条件は合う。
【菊花賞】ロバートソンキー80点 頼もしい前駆に比べ発展途上のトモ― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル https://t.co/lU65RLTcU7
— 馬体状報 (@bataijouhou) October 19, 2020
かなり決め手にベクトルが傾いた馬でスローの瞬発力勝負であれば。
【菊花賞】バビット80点 体調良好もコロッとした体形 当日のパドック注意― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル https://t.co/hVenYwPPlg
— 馬体状報 (@bataijouhou) October 19, 2020
高速馬場やスローペースの際にしぶとさを見せる可能性あり。
【菊花賞】ディープボンド75点 腹袋が頼もしい中距離体形― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル https://t.co/Vfm9tOIyBW
— 馬体状報 (@bataijouhou) October 19, 2020
京都新聞杯を勝っているが、体型的にも京都外回りコースは合う。春からあまり成長はしていない。
【菊花賞】ブラックホール75点 長い前肢つなぎ 血統らしい鋭い目つき― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル https://t.co/74Ae24wjPF
— 馬体状報 (@bataijouhou) October 19, 2020
春よりも成長している。ロングスパートは可能だが、中距離の方が合う
【菊花賞】ヴァルコス75点 毛ヅヤピカピカ 落ち着いた立ち姿― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル https://t.co/PAL609HkSP
— 馬体状報 (@bataijouhou) October 19, 2020
広いコースが合い、距離延長も好材料。
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菊花賞 穴馬の特徴
○ 2018年菊花賞:7番人気1着フィエールマン
馬体を見る限り素質は上位で、ラジオNIKKEI賞は2着までという結果も大外をまわしており勝利に等しい内容であった。
ペースが落ち着いて瞬発力勝負となったことが追い風に。
○ 2018年菊花賞:10番人気3着ユーキャンスマイル
春は重賞で通用せず能力的には劣ったが、前走1000万条件を勝っており、底をみせていなかった。
実績、実力上位馬が崩れた点も好走の要因。
○ 2017年菊花賞:10番人気2着クリンチャー
自信の穴馬推奨。距離延長は好材料で、春よりも成長していた。
馬場の悪化も追い風となった。
○ 2017年菊花賞:13番人気3着ポポカテペトル
3000mへの距離延長は好材料でパフォーマンスを上げた。道悪も追い風になった。
○ 2016年菊花賞:9番人気2着レインボーライン
長距離適性があったというよりも決め手が最大限に生きたことが人気薄で好走した要因。
ただ、NHKマイルカップ、札幌記念で3着と好走しているように能力の裏付けもあった。
○ 2010年菊花賞:7番人気1着ビッグウィーク
決して長距離がいいという馬ではなかったが、有料メルマガの配信でも触れたように馬体自体はG1でも通用するだけのものを持っていた。
道中13秒台のラップを4回挟むゆったりした流れで推移し、展開の恩恵を受ける結果に。
○ 2009年菊花賞:7番人気2着フォゲッタブル
本命推奨。勝ち馬スリーロールスとともにダンスインザダーク産駒。
コース変わりがプラスとなるため評価をしたが、馬体にくわえて首の使い方などをみても距離が伸びてよく、スタミナの裏付けもあった。
○ 2008年菊花賞:15番人気2着フローテーション
前走は休み明けで体重が10キロ増えており、このレースではマイナス6キロと叩かれた上積みもあった。
スプリングSでは、不利な流れながら後方から追い上げて2着という内容のあるレースをみせており、能力の裏付けもあった。
○ 2008年菊花賞:9番人気3着ナムラクレセント
前走までは後方からのレースをしていたが、このレースでは一転して前目の位置での競馬。
心肺機能にいいものを持っている馬で、脚質転換により能力を引き出したことが好走の最大の要因
○ 2007年菊花賞:6番人気2着アルナスライン:
本命に推奨。春から馬体をみて重賞あるいはそれ以上のレベルでも好走可能のものをもっていると評価し、追いかけてきた馬。
540キロを超える大型の馬で、レースをつかわれた上積みもあったことから評価。
○ 2006年菊花賞:8番人気1着ソングオブインド
2000m近辺ではさすがに息が入ったが、アドマイヤメインが引っ張る流れで、前半1000m58秒7とかなり速い流れで推移したことが追い風になり、キレ味と決め手が生きる形となった。
○ 2004年菊花賞:8番人気1着デルタブルース
馬体から長距離適性高く、父よりも母の父ディキシーランドバンドの特徴が出ている馬で、時計のかかる馬場となっていたことも追い風となった。
○ 2002年菊花賞:10番人気2着ヒシミラクル
前半1000m58秒3とローエングリンが引っ張る流れとなり、スタミナとしまいの決め手が生きる流れとなった。
○ 2002年菊花賞:16番人気2着ファストタテヤマ
父ダンスインザダークという血統からも距離延長も問題なく、ペースが上がり決め手が最大限に生き、展開の恩恵もあった。
※ 有料メルマガではより好走の可能性が高い穴馬、明確な傾向や穴馬のパターンもお届けしています。
菊花賞 危険な人気馬の特徴
2017年
2番人気7着アルアイン:距離が長かった点が直接的な敗因で、道悪によってスタミナ面の不安がより堪える結果に。
3番人気6着ミッキースワロー:中距離に本質があり、距離が敗因。くわえて、レース運びもスムーズでなかった。
5番人気11着サトノアーサー:距離が長く、走法から道悪はよくない馬で、状態もそれほどよくなかった。
2016年
2番人気4着ディーマジェスティ:もう少し時計のかかる馬場の方がよかった。
3番人気8着カフジプリンス:内で包まれて抜け出すことができなかった。
4番人気5着ミッキーロケット:
5番人気9着レッドエルディスト:
2015年
3番人気5着サトノラーゼン:
4番人気11着スティーグリッツ:
2014年
1番人気9着ワンアンドオンリー:距離がネックとなったか。
2番人気16着トゥザワールド:
5番人気8着トーセンスターダム:スタミナや持続力で劣った。
2013年
2番人気13着マジェスティハーツ:馬体を見る限り2000m辺りが合う馬で、距離が長かった。
4番人気15着ユールシンギング:
2012年
2番人気9着マウントシャスタ:馬体を見る限り距離が長かった。
3番人気6着ロードアクレイム:
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菊花賞 傾向
[菊花賞・レースのポイントと概要]
クラシック3冠レースの最終戦となるこのレース。
皐月賞は最も速い馬が、ダービーは運のいい馬が、菊花賞は強い馬が勝つと言われてきたが、かつては春のクラシックで好走した3歳世代トップレベルの馬が結果を残してきた。
しかし、近年は春のクラシック勝ち馬の天皇賞(秋)や凱旋門賞など海外のレースへの挑戦、そして春の活躍馬の故障などがあり、レースレベルが落ちている印象がある。
7番人気以下の人気薄で連対している馬が半数近くおり、2けた人気の馬も5頭が連対している点から、荒れるレースになるケースもみられる。
また、人気馬に死角がある馬が多ければ波乱の可能性がある。
[菊花賞でくる大まかなタイプ]
菊花賞の連対馬の脚質をみると、先行馬と差し馬がほぼ同じ位。
菊花賞でくるタイプは大体3パターンに分かれる。
馬券に絡んだ馬の実績を大まかに分類すると下記のよう。
※ 海外レースは参考外とする。
(A) 春のG1レースで3着以内と好走していた実績馬
(B) 春にオープンでも好走していたが、G1レースで4着以下に敗れていた、あるいは出走がなかった馬。
(C) 夏場に500万条件、1000万条件を勝っていた
(A)の馬に関しては、春のクラシックで実績のある馬で、説明の必要はないだろう。
(B)の馬に関しては、2017年2着クリンチャー、2014年2着サウンズオブアース、2008年2着フローテーション、2007年2着アルナスライン、2004年2着ホオキパウェーブ、2003年2着リンカーンなど、2200m以上のオープンのレースで勝ち星もしくは重賞連対があった。
(C)の馬に関しては、いわゆる上り馬というタイプで、2012年2着スカイディグニティ、2009年2着フォゲッタブル、2008年1着オウケンブルースリ、2004年1着デルタブルースリなど。
適性や能力など春のクラシックや馬場状態と関係性がみられる。
[菊花賞・臨戦過程]
連対馬の前走のレース別の連対馬頭数と前走での結果をみると、神戸新聞杯から出走してきた馬が中心となる。
前走1000万条件の2009年1着スリーロールスは勝利しており、それ以前の2004年1着デルタブルースも勝利していた。
ただ、2011年に14番人気で惜しくも4着と善戦したハーバーコマンドは前残りの1000万条件で2着に敗れている。
2001年もマイネルデスポットが前走1000万条件で3着ながら2着と好走している。