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○ シルクロードS ジョーカプチーノ
近年の前半600ｍと後半600ｍの時計、レースと時計をみると、2008年はスプリンターズS馬アストンマーチャンが逃げたためペースが上がったが、基本的にペースが極端 に上がることは少ないよう。
例年前半600mのペースが３３秒台後半から３４秒台前半で推移することが多く、レース時計は良馬場であれば基本的に１分８秒台で決着している。
2011年 ジョーカプチーノ 1.08.2 前半34.8 後半33.4
2010年 アルティマトゥーレ 1.08.1 前半34.4 後半33.7
2009年 アーバンストリート 1.08.5 前半33.6 後半34.9
2008年 ファイングレイン 1.09.1 （やや重） 前半33.7 後半35.4
2007年 エムオーウイナー 1.07.8 前半33.5 後半34.3
2006年 タマモホットプレイ 1.08.9 前半34.4 後半34.5
2005年 プレシャスカフェ 1.08.1 前半33.9 後半34.2
勝ったジョーカプチーノは外差しが利く馬場状態に変わっていたことも追い風となったようで、出遅れがむしろプラスに作用したかもしれないが、こういった形でも結果を残して脚質に幅が出たことを評価したい。
また、馬体写真がないため不透明な部分もあるが、調教の内容などをみると上積みの余地があると感じる。
２着アーバニティもやはり外差しが決まる馬場状態になったことが好走の要因。
上位２頭はマンハッタンカフェ産駒で決着したが、決め手が要求される流れと馬場状態が追い風になったと思われる。
２番人気に推されて７着に敗れたスプリングソングは、６歳、５７キロ、休み明けと、人気を考えれば不安材料が多いため、特に危険な人気馬になる可能性が高いとお伝えしたが、今回の結果には完全に目をつむることが出来る。か速い時計で決着している。
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