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競馬予想 日本ダービーへの道

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ウオッカのダービー挑戦により混戦の度合いが深まってきた今年の日本ダービー。皐月賞馬ヴィクトリーや惜敗したフサイチホウオー、力を十全に出し切れなかったアドマイヤオーラ、そしてこれからダービートライアルも行われ、ここから有望な超新星の出現も考えられる。今日行われる青葉賞からも新勢力の台頭の可能性は充分。注目はオーシャンエイプス、ナタラージャ、メイショウレガーロ、ヒラボクロイヤルといったところ。
オーシャンエイプスの馬体をみたのはデビュー2戦目のきさらぎ賞。バランスは一流馬のそれで、ロベルト系の怪物の系譜を受け継ぐだけの器を持っていると感じた。なかでもタイプとしてはグラスワンダーに似ているような印象であったが、近走ではソエの影響もあってか、結果を残せていない。今回ここをビシッと勝って本番に歩を進めてくればダービーも大いに盛り上がると思う。しかし前回馬体をみた時に2400mは微妙に長いと感じただけに、その辺がポイント。
メイショウレガーロには皐月賞で対抗の印をうったが、この馬に関しても父マンハッタンカフェという血統から、距離は楽観視されているが微妙に長く感じる。ナタラージャとヒラボクロイヤルは馬体をみた事がないので分からないが、血統などからヒラボクロイヤルの方に魅力を感じる。前走はナムラマースのキレに屈したが、距離が延びていい可能性は高い。
そして今回楽しみな馬に枚挙に暇がないが、前走6馬身差で500万下条件を勝ったホクトスルタンも本当に楽しみな1頭。明日は天皇賞(春)が行われるが、父メジロマックイーンは天皇賞(春)を2勝し、菊花賞も勝った日本競馬史上最高のステイヤー。しかし時代は変わり長距離レースは斜陽の時代を迎え、競馬のスピード化の影響か種牡馬としては不遇をかこっている。そんな忘れさられようとした名馬の血がダービーの舞台で花開くとすれば、こんなにドラマチックな事はない。メジロマックイーンの仔が母の父サンデーサイレンスの力を借りて天皇賞(春)の前日にダービーに名乗りを挙げる。それだけでも感慨は深い。
全ての道はダービーにつながる。この世に生をうけ、牧場で鍛えられ、そして2歳のデビューから幾多のレースを闘うというプロセスを経て、頂点へと到達する。そしてダービーが終わってからも、次代の馬にその夢を託すための闘いが始まる。今年のダービーは10年の1度のダービーになるかもしれない。

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