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本命にはサイレントプライドを指名。
前走を中山で勝ち、オープンでの実績はないが、芝の1600mで4戦4勝。
連勝が重馬場でのもので、時計に対応できるか問題だろうが、馬体を見ると特別重馬場巧者というイメージはなく、上記した3つの条件を満たしているといってもいいだろう。
問題は完成度。もっと全身に筋肉がついてこないと更に上のレベルで好勝負する事は難しい。
しかし逆に言えば、上のレベルで勝負できるほどの素質があるという事。
父フレンチデピュピティよりも母の父サンデーサイレンスの血の方が強く出ている感じで、
馬体のバランスには優れたものを持ち、前走の時計も優秀なため、現状でも重賞レベルにある。
55キロは妥当なハンデで実績馬との斤量差を生かせば、互角以上に戦えるだろう。

対抗はダンスインザモア。
昨年はノド鳴り(競争能力に影響する病)の影響で1年棒にふったが、それを無しに考えれば、優秀な成績を収めてきたといえるだろう。
父は菊花賞(3000m)を制したダンスインザダーク産駒だが、この馬の肩の角度や繋ぎの長さ、角度などをみると1600、1800mなどが適距離。
マイルはオープン特別で1勝し、1.32.8という時計もある。
中山も得意で、前走3着だが出遅れがなければ更にきわどい勝負になっていた。
写真が載っている出走馬のなかでも状態はいい。
これで馬券に絡めないようなら、ハンデがこたえたという事になるだろう。

インセンティヴガイを3番手。
状態は悪くなく、マイルのオープンで2勝し1.32.4という時計もある。中山でも実績があり、前走は2着。斤量の56キロは微妙なところだが、出走メンバーを考えると悪くはない。

4番手はデアリングハート。
久々だが、太目はなさそうで状態はまずまず。父サンデー産駒はこの条件で強い。

上記の4頭は前走で掲示板に入っている馬(デアリングハートを除く)を中心に推した。

1.32.4という時計で前年のこのレースを勝ったグレイトジャーニー。
同じく1600mの重賞勝ちと父フジキセキの産駒がこの条件で強いコイウタは京都牝馬Sで、毛ヅヤが悪かったので、状態の上昇が必要。
このレースで強い東風S組で、1600mの重賞勝ちと1.32.6の時計があるダイワバンディット
ピカレスクコートはオープンでの実績がなくマイルの持ち時計も平凡だが、前走阪神で勝利。状態は悪くなく斤量は55キロ。
ロジックのマイルでの実績は言うまでもなく、父アグネスタキオン産駒も中山1600mで強い。体重が減っていれば、買いたいが。

パドック次第で変化させる事が必要になるが、現時点ではグレイトジャーニー、コイウタ、ピカレスクコートをおさえ評価。

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