重賞・メインの予想 |
中山金杯は状態を推奨したコスモファントムが勝利。
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○ 中日新聞杯 トゥザグローリー
このレースは馬体写真と、小倉で行われて[重賞データ]が参考にならないため軽く触れるにとどめたい。
今年は小倉芝2000mで行われたため、同じ条件で行われる小倉記念の時計を参考とする。
冬と夏で芝の状態に違いがあり、小倉記念が開幕3週目に行われるのに対し、中日新聞杯は開幕2週目で行われるなど全く同じ条件と言うわけではないが、コース形態の面から時計を参考としたい。
小倉記念では例年46秒台後半から47秒台後半辺りが推移し、全体の時計は1分58秒近辺で決着することが多い。
中日新聞杯の時計をみると前半800mが48秒0と、馬場状態の差などを考慮しても非常に落ち着いた流れとなり、逃げ先行馬に有利であったことは想像に難くない。
3着ゲシュタルトは勝ち馬よりも1キロ重い斤量を背負っており、適性面でも若干分が悪かったこと、そしてペースも影響したと思われる。
○ 鳴尾記念 ルーラーシップ
過去のレース時計、前半800m後半800mの時計と比較すると下記のよう。
2010年 ルーラーシップ 1.44.9 前半46.8 後半46.4
2009年 アクシオン 1.46.5 前半49.0 後半45.3
2008年 サクラメガワンダー 1.46.0 前半46.1 後半47.9
2007年 ハイアーゲーム 1.47.5 前半48.5 後半46.5
2006年 サクラメガワンダー 1.46.9 前半48.7 後半45.7
例年前半800mの時計が48秒台から46秒台推移しておりばらつきがみられる。
2006年、2007年はかなりペースが落ち着いて逃げ先行馬で決着しているが、開幕週の馬場にくわえて阪神競馬場改装直後という状況も影響していたと思われる。
2009年も上がりの競馬となったが、こちらでは後方から競馬をした馬が瞬発力勝負に対応して結果を残している。
2007年は時計がかなり遅かったが、レース時計は1分46秒台で決着することが多く、このラインが基準と考えられタイムだけをみるとなかなか優秀。
勝ったルーラーシップは能力的な部分にくわえて状態やこの条件も合うため本命に推した。
2着ヒルノダムールも調教の内容やレースの条件などから3番手評価としたが順当な結果といえるものの、ちょっと相手が悪かった印象がある。
○ ジャパンカップ ローズキングダム
近年のレース時計、前半800m後半800mの時計をみると、下記のよう。
2010年 ローズキングダム 2.25.2 前半48.7 後半46.6
2009年 ウオッカ 2.22.4 前半47.2 後半47.1
2008年 スクリーンヒーロー 2.25.5 前半49.2 後半46.3
2007年 アドマイヤムーン 2.24.7 前半47.9 後半46.5
2006年 ディープインパクト 2.25.1 前半49.1 後半46.2
2005年 アルカセット 2.22.1 前半46.5 後半48.1
2004年 ゼンノロブロイ 2.24.2 前半47.6 後半47.7
ローズキングダムは陣営が次走有馬記念への出走を表明したようだが、秋4戦目となるだけにブエナビスタ同様に状態面が焦点となる。
○ 菊花賞 ビッグウィーク 3.06.1
下記は前半1000m後半1000mの時計とラップタイム。
2006年はアドマイヤメインがレースを引っ張りソングオブウインドの決め手が生きる形になった。
2008年も中盤が緩んだものの、やや悪化した馬場ながら速いペースで推移しており、しまいの決め手とスタミナがともに生きるレースに。
2010年 ビッグウィーク 3.06.1 前半61.0 後半60.6
2009年 スリーロールス 3.03.5 前半59.9 後半60.4
2008年 オウケンブルースリ 3.05.7 前半58.8 後半60.2
2007年 アサクサキングス 3.05.1 前半60.7 後半60.8
2006年 ソングオブウインド 3.02.7 前半58.7 後半60.5
2005年 ディープインパクト 3.04.6 前半61.2 後半60.0
2004年 デルタブルース 3.05.7 前半60.4 後半61.6
今年は馬場状態に不透明な部分はあるが、それほど雨が降っておらず、例年とさして変わらない馬場状態であったよう。
前半1000mまでは平均と同じくらいのペースで推移したと思われるが、1000m以降のラップをみると13秒台のラップを4回刻み、しまいの4ハロンは全て12秒以下でとなっており、先行馬に有利の流れとなった。
2008年なども同じようにしまいが12秒台近辺で推移しているが、今年の方が前半1000mのペースが落ち着いている分、よりスタミナが要求されないしまいの決め手勝負になったことが分かる。
2010年 12.5-13.2-13.0-13.1-12.7-13.0-12.0-11.8-11.9-11.9
2009年 12.1-12.6-12.6-12.5-13.4-12.9-11.7-11.4-12.2-12.2
2008年 12.2-13.9-13.8-13.5-13.3-12.9-12.0-11.5-12.1-11.7
2007年 11.9-13.4-12.6-12.9-12.8-12.6-12.0-11.6-11.9-12.7
2006年 11.7-12.9-12.8-12.9-13.2-13.0-11.9-11.2-12.5-11.9
2005年 13.0-13.5-12.6-12.0-12.3-12.2-12.1-12.0-12.1-11.6
2004年 11.9-13.3-12.8-12.8-12.9-13.5-12.3-11.8-11.7-12.3
後半1000m60秒4という時計は例年と同じ位の水準であるが、雨の影響はあるものの、ペースの落ち着きを考えるとそれほどレベルは高くない。
2着ローズキングダムは、やや重位の馬場を想定したため評価を割り引いたが、春から成長を感じさせ調教でもA評価としたが、この馬にとっては雨が降らず馬場状態が悪化しなかったことが大きかった。
やはり2着と涙をのんだのはペースが落ち着き、決め手勝負となり展開面でアドヴァンテージを握られた点。
3番人気ヒルノダムールに関しては、過去の傾向から人気を裏切りやすく危険な人気馬になる可能性が高かったため馬券の対象から外した。
レース全体をみると、先述したとおりレースレベルなどに関しては、過大な評価は避けるべきと感じる。
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